ジムニーJB74W　トランスファーダウンギア｜車検・点検・修理のグーネットピット

ジムニーにおけるギア比ダウンの主たる目的は、
走破性の向上・・・いわゆるクローリングを目的とした物から、
タイヤの大径化に伴うギア比ダウンでの最適化、レスポンス性の向上など目的は様々ですが、装着率の多い185/85R16サイズのタイヤの装着で約５％増しになります。

今回は、JB74W・AT車でのトランスファーダウンで、街乗りや高速道路での移動も考慮し、Hi側は純正比のままでLo側のみ77％ダウンになります。

まあ何はともあれ、さくさく外して行きます。
JB23Wよりはケースの脱着は楽だと思っていたり・・・

ZEALトランスファーダウンキットを使用しますがLoギアとカウンターギアを交換し、シンクロは分解すると面倒なので動かないように慎重に作業します。

Loギアはデカい！右が純正サイズ。
ゆえにケースの中を削ったり、フォークを削ったりと加工を伴いますよ。

当たり具合を確認しながら最小で削り、装着します。

Hi側は０％、つまり純正をそのまま元に戻したら完成です。

ギア比変更の目的は様々ですが、スピード系でおいしい回転域を使いたい場合やシフトの使う領域を変更したい場合などにおいては、机上計算ではイコールにならない場合もあったりします。タイヤ外径・エンジンパワーを加味しつつ、時にトランスファー本体の変更やファイナルギアの変更など・・・。

ダウンギアはやり過ぎると移動そのものがしんどくなったり、色々とデメリットも生まれます。
何を得て、何を我慢するか・・・

ウィライズでは、逆にJB23のハイギア化も安定して流行っておりますが・・・。
ご自分のジムニーに多少なりとも不満のある方は、ご相談下さいませ。

ではっ

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