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アバルト500C　走行中にギア抜けの症状でご来店
オートマ（MTAユニット）の交換。


距離を走っているので、同時にクラッチキット、レリーズベアリング交換です。
作業前に予め、お客様にフライホイールもガタが出ている可能性が高いので交換の必要の場合があるとお伝えいたしました。
おなじみダンパー付デュアルマスフライホイールです。


フィアットパンダでも採用されていますが、不具合多いです。

ギア抜け→デュアロジックとクラッチ交換要と診断→
直ってなくてフライホイールが原因で再修理という症例が他店Dであったりします。
修理代、作業する整備工場の大変さで双方が大変な思いをしてしまう・・・。


当店だと初年度から9年以内であれば、車検を受けていただくと2年保証がつけられます。
保証料は最大で5万円、修理代は最大50万円まで何回でも修理可能。
ディーラーより圧倒的なお得感があります。
45万円するＭＴＡユニット、25万円のデュアロジックユニット交換も保証で出来ます。

今回は保証対象外ですので実費修理です。
新品の概算見積りでは70万円を超えてしまいますが、優良中古品を使う事で修理代を抑えました。

ミッションとMTAユニットを降ろします。
レリーズベアリングはゴムが切れていました。
初年度から12年経過、距離も10万kmオーバーですので大往生でしょう！

新品レリーズベアリング
部品代だけで5万9000円（税別）

案の定フライホイールはガタガタで偏心していました。
新品デュアルマスフライホイール、クラッチキットを手配。

フライホイールとクラッチキット取付
オリジナル工具でセンター出しをしっかり行います。

低走行車両から取り外したミッション、MTAユニットを使用します。
作動確認済みの優良中古品です。

交換が終わったら診断機でキャリブレーション（初期学習）を行い試走。
3日ほど乗ってギア抜け等の再発が無い事を確認したら納車です。

作業中にドライブシャフトブーツの緩みなども発見したのでそちらはサービスで交換させて頂きました。

他県からのご入庫でした。
遠方からありがとうございました！

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