Ｋ様ＣＴ９Ｗランエボワゴン、クーラント周りの漏れ修理です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ｋ様ランエボワゴンですが
２年前にディーラーさんで
認定中古車を交換、
そこから初めての車検となりますが
ちょいといろいろ見えてきます。

アルミラジエターが装着されており
おそらく適合が
分からずだったと思うんですが
ドレンパッキンが
それはもうボロボロです。

圧力がかかる部分なので
いつクーラントが噴き出しても
おかしくない状態です。

ドレンの一部が
エアコンホースと干渉していたので
今回は今後いつもで交換できるように
ドレンの適合確認と
ドレンとエアコンホースが干渉しないように
ドレンボルトを別の物へ変更しておきます。

ラジエターキャップも
圧力が高い物になっていますが
特に必要ないので
純正と同じ圧力のキャップへ変更します。

社外ラジエターの場合、
純正キャップが使えない事も多く
そうなると
「分からないから交換しない」
って事につながるので
しっかりと適合確認、
交換が必要な時に
いつもで交換できるように
適合確認しておきます。

パッキンの状態も
あまり良くないのが
分かると思います。

ドレン・キャップそれぞれ
適合をすべてメモしておき
オーナーさんにもお伝えするのと
パソコンのデータ管理を
しておくようにします。

アッパーホースからの滲み、

アッパーホースから
漏れた事があるのか、
バンドが２本掛けになってます。

漏れたなら交換すればいいはずなんですが
バンド２本掛けでの
誤魔化しはどうなのかなと。

レーシングサクションや
ＨＫＳパイピング、
チタン遮熱板に
カーボンプラグカバーなど
ちょいちょいと手が入っていますが
なんとなく
エンジンルームが
カッチョ悪いですね。

今回、交換部品と併せて
もうちょいエンジンルームの
見栄えを良くしていきます。

といっても
基本的に使用している部品は
今と同じ物を使い
各部の仕上がりを変更する事で
見栄えを良くしてみます。

サブタンクは
プラスチックが劣化して
カピカピになっています。

まだ新品の供給があるので
このタイミングで交換しておきます。

タンク内は
汚れがごっそりって程じゃないですが
ちょいと溜まってますね。

ホース接続部分は
クーラントの塊がこびり付いているので
すべて綺麗に除去しておきます。

ラジエター交換されている事もあり
ホースクランプを固定するボルトは
底付きしていました。

ボルトが長すぎるんですね。
こちらはボルトを
もう少し短い物へ変更しておきます。

サーモスタットの交換歴が
分からないとの事なので
このタイミングで交換しておきます。

ローテンプが取り付けされていましたが
まったく必要ないので
ノーマルサーモへ交換しておきます。

ホース接続部から
クーラント漏れた形跡がありますね。

ホース接続部は
しっかりと綺麗にして
サーモスタットガスケットの
当たり面もこのままだと
漏れの発生率につながるので
オイルストーンで綺麗にしておきます。

ちょいと長くなってしまいましたが
容量アップラジエターを装着した時の
注意点もあるので
別ブログで続きを書いていきます。