Ｍ様ＮＴ３１エクストレイル、存在感ゼロを目指したバックカメラ取り付け。 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ＮＴ３１エクストレイルにお乗りのＭ様より
バックカメラの取付をご依頼頂きました。

ボディサイズ的にカメラは欲しいのと
奥様も乗るって事で取付です。

バックカメラ取り付けをする場合には
しっかりと配線処理をする為に
内装はバラバラにしていきます。
中途半端に取り外しても
時間の無駄なだけです。

リアゲートに取付するので
配線を通すのがちょいと手間です。

配線は純正ハーネスと同じ通し方をしていきます。

ゲート骨組みを内部を通していきます。
すべて純正と同じ配線の通し方にします。
もちろんナビまで配線を持ってくるのも
純正ハーネスに沿わせていきます。

カメラ本体の位置には
かなり拘ります。
最初は大まかな場所へ取付して
そこから数ｍｍずらしていき
カメラ本体は外からほとんど見えないけど
カメラ画像はちゃんと見える位置を探していきます。

ガーニッシュ側も加工しますが
加工跡が外から見えないようにします。
目指すはメーカー装着バックカメラよりも
さらに目立たない位置です。
ディーラーオプションカメラじゃなく
メーカーオプションカメラです。

下の写真はカメラ装着後です。
ナンバー上のガーニッシュ左側に装着しています。
通常の視点から見えた位置です。

コレ、近づいて撮影した状態です。
カメラはまったくと言っていいくらい見えないと思います。

カメラと同じ視点まで
低くして撮影した状態です。
さすがにカメラの先端は写っちゃいますね。
ホントはもう２ｍｍ上に上げたかったですが
そうするとガーニッシュがカメラ映像に映っちゃいました。。。

こんな感じに設置してあります。
バックカメラはあると便利なのは分かりますが
カメラの存在感が大嫌いです。 後ろから見た時に
明らかにカメラの存在感がある感じですね。

あとは配線を綺麗に処理したら
内装を組み付けしていきます。
配線処理がいい加減だと
カプラーがコトコト音がしたりします。

バックカメラを装着した場合には
ここからが大切です。
カメラは装着されていればＯＫではなく
そこからもう一歩踏み込んで
ガイド線設定をしてあげると
使い易さが増します。

セダンであればまだそこまでですが
リアゲートの車はかなり大切です。

ガイド線を車幅に合わせたり
奥行のガイド線をなにに合わせるかも大切です。

今回のナビ＆カメラは奥行側のガイド線が２本しかなかったので
手前側の赤線は
ここまでは下がってもギリバンパーに当たらないよって位置に設定します。
カメラ映像にリアバンパーも映るようにしてありますが
見づらい時もあると思います。
赤線ギリギリまで下がった時に
２０ｃｍくらい余裕があるくらいにしておきます。

リアゲート車に装着する際に
もういっちょ便利になるのがもういっちょのガイド線です。

立体駐車場のお店に停めて
ゲートを開けたい時に便利になります。

緑のガイド線で車を停めれば
ゲートが壁に当たらず全開出来て
さらに人もひとり通れるくらいの距離に設定します。

実際に見えるのは
おおよそはこの写真で見てもらえば分かると思います。
カメラ映像なんで左右逆ですけど・・・。

Ｍ様、今回も作業のご依頼ありがとうございました。
４月末に猿投のオフロードコースへデビュー予定です。
車落下していかない程度で
無理しないで下さいね。