ＮＢ６Ｃロードスター、クラッチフルード交換とエンジンルームの手直し。｜車検・点検・修理のグーネットピット

キャリパーからのオイル漏れと
デフからのオイル漏れ修理をさせてもらった
ＮＢロードスターですが
ブレーキフルードは当然全量交換して綺麗になりましたが
クラッチフルードがかなり真っ黒けな状態です。

中古車を購入する時に
消耗部品は交換しておくって言われたみたいですが
クラッチフルードは消耗部品として認識されなかったのかな？
オーナーさんとお話をして
交換させてもらう事になりました。

抜いたフルードが左で
右が新品フルードになります。
かなり汚れている事が分かると思います。
これだけ汚れていると
配管内にも汚れが付着しているので
ちょいと入念にフルードを交換しておきます。

タンク内のフルードが綺麗になってからも
しばらくフルード交換を続けて
出来る限り綺麗にしておきます。
タンクの底に溜まった汚れですが
もうちょい綺麗にしたかったですが
このあたりが限界でした。

お次はエンジンルームの手直しです。
エアクリーナーがＨＫＳのパワーフローになってますが
本体部分が
ラジエターサブタンクにいくホースを引っ張っている為、
ホースが抜けてきています。
取り回し変更ではどうにもならないので
ホース交換しておきます。

長さが足りていないですね。。。

パワーフローのように
スポンジタイプのエアクリは
汚れたら交換だけでなく
年数が経過しても交換が必要です。
劣化して崩れてきちゃうんですね。
今回オーナーさんは赤をご希望だったので
赤色のパワーフローに交換です。

サブタンクを外したので
タンクも綺麗に洗っておきます。
タンク内には汚れが蓄積してくるので
定期的な洗浄は必要です。

こんな感じで綺麗に出来るところまで
しっかりと洗います。

エアクリーナーにつながるサクションですが
バンドの向きがバラバラ、

バンドも余計な長さだらけなので
こちらも手直ししておきます。
無駄な長さはなんのメリットにもならないです。

エアクリーナーを交換、
バンドの向き＆長さをしっかりするだけで
エンジンルームの見栄えは変わります。

配管と配線がごちゃごちゃになっているエンジンルームです。
配線は束ねられていない為、
ベルトに干渉しそうですし
ホースは無駄に接続されており
カオスな状態です。

ひとつひとつをしっかりとまとめてあげて
ホースは１本ものに交換して
ここまではまとめておきました。
これは基本的にサービス内容になるので
このくらいでって事で。

ただエアクリーナーの一部が
削れているのがきになります。

コアサポート側とも干渉しています。

上部はどうやらボンネットと干渉しているみたいです。
ステーが付属のステーじゃなくて
汎用の手作りステーな為、
高さと位置が合わず干渉しているみたいです。

エアクリに穴があく直前ですね・・・。
今回はオーナーさんのご予算もあるので
こちらは見送りにさせてもらいました。
出来る限り早めの対処をしておかないと
エアクリに穴があいちゃうと思います。

中古車を購入する場合、
ユーザーさん目線だけだと
分からない事もかなり多いと思います。
「専門店＝大丈夫」っていう認識だと
今回のように苦労しちゃう事も多いと思います。
せっかくの愛車選び、
ちゃんと吟味して選んでみるのも大切だと思います。