ＶＭ４レヴォーグ、ＲＳ－Ｒダウンサス組み付け。｜車検・点検・修理のグーネットピット

先日オートプロデュースさんのエアロを組んで頂いた
ＶＭ４レヴォーグですが
いろいろ悩んだ結果、
ローダウンはＲＳ－Ｒさんの
ダウンサスでいく事になりました。

これはいつもブログアップしている内容ですが
「車高を下げる＝車高調」って考えが
流行りすぎてる気がします。

走行距離が多くなって
ショック性能がかなり落ちてる、
純正ショックの性能が悪い、
といった事であれば十分に分かります。

でも距離が少なく
純正ビルシュタインや
純正ザックスなどが入っているのに
安物車高調ってのはどうかなって。

目的が「車高を下げる」、
これだけであれば全然ＯＫですし、
純正ショックの内容も分かっている中で
それを捨てて安物車高調って選択をするなら
アリだと思います。

そうじゃなくて
お店さんの言われるままに
純正ショックより車高調のが性能上ですよって言われて
交換するってのはどうかと思います。

今回のレヴォーグは
走行１万ｋｍ台、
純正ビルシュタインのサスペンションです。

例えばこういったフロントショックのブラケット部分。
ストラット式って事で
ブラケット強度が大切って事を
メーカーさんちゃんと分かってる証拠です。

２枚の鉄板になっており
溶接部分にしっかりと強度が確保されているのが分かります。
しかも１ヵ所で溶接するんじゃなくて
ちゃんと力を全体に逃がす感じで
溶接個所を広げています。

安物車高調が悪いって話じゃなく
ちゃんと分かった中で選択するのか、
お店に言われたから選択するのかってところですね。

話がそれましたが
早速組んでいきます。
純正ショックを分解していきます。
スプリングシート部分は
砂が溜まっているので
綺麗に洗浄してから組んでいきます。

今回、走行も少ない事から
１枚５，０００円以上、
１台分で２万オーバーになる
アッパーマウントは再使用でいきます。

値段の安い部品で
スプリングシートなどのゴム製品や
コストダウンで劣化が早い
ダストブーツは交換します。

ダウンサスで
どうしても底付のリスクが増えるので
バンプラバーも新品に交換しておきます。

アッパーマウントのボディ側も
綺麗にしてから組み付けします。

リアショックは、

ちょい加工で
車高調化も出来そうですね。
純正ショックで
リアだけもう５ｍｍ落としたいとかでも
どうにか出来そうです。
なかなかコアな状況でしょうけど・・・。

アッパーマウントは
通常工具ではちゃんと締付出来ないので
工具を製作して締め付けします。

ローダウンによる
ライトレベライザーの誤作動を防ぐために
レベライザーロッドも交換します。

組み付けが完了したら
ある程度の距離を走行、
スプリングをなじませてから
ホイールサイズの選定へ入っていきます。