トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

トヨタ８６（ＺＮ６）ですが
前後ブレーキパットなどの交換です。
基本街乗りの方なので
ブレーキダストの少ない
ディクセルさんのＥＣパットを使います。

交換時にシムを移植する物はシムも洗い
パットのガイドもすべて洗浄します。
ディクセルのパットは
専用のシムが付属するので
移植無しです。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

パットとガイドの接触面、
ピストン側など
鳴き止めの処理もしておきます。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

片持ちキャリパーなので
スライドピンも抜いて
古いグリスを除去、
新しいグリスを塗布して組み付けします。
この部分に
モリブデングリスを塗布すると
ブッシュ部分に悪影響が出て
ブッシュが膨らんできてしまいます。
適材適所のグリスを使用します。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

リアはサイドブレーキの調整もしておきます。
自動調整と言われますが
自動調整の範囲はかなり広いです。
どちらかと言うと
最適性なポジションにするというよりも
一応は規定値の中におさめるといった程度の
自動調整になるので
ある程度のサイクルで
調整はした方がいいと思います。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

比較的年式が新しいので
ブレーキフルードやクラッチフルードも綺麗です。
フルードは親水性が非常に高いので
綺麗だから無交換って事は無いです。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

クーラントも交換をしておきます。
交換時には
サブタンク内部も綺麗に洗っておきます。
サブタンクの底には
汚れが溜まりやすいので
クーラント交換時には
必ず洗浄しています。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

エンジンオイルやエレメント、
ミッション＆デフオイルも交換するので
外したアンダーパネルも洗浄しておきます。
このあたりを定期的に綺麗にしておくと
いざ漏れがあった時に発見しやすいのと
いつからいつの間に漏れたのか
判断がしやすいです。

トヨタ８６（ＺＮ６）ブレーキパットやフルード、クラッチフルードとクーラント交換。

すべての作業が完了したら
クーラントのエア抜きをします。
８６はヒーターラインにエア抜きのブリーダーがあるので
比較的エアは抜きやすいです。

しっかりとエア抜きが出来たら
１日しっかりと冷やしてから
最終のエア確認、
サブタンクのレベル調整をしたら完了です。

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