Ｋ様ＥＧ６シビック、ドライブシャフト交換のご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回、ご新規での依頼を頂いた
Ｋ様のＥＧ６シビックですが
ドライブシャフトブーツが
破れてしまったという事で
交換をご依頼頂きました。

破れた直後ではない事、
確認してみたら
ブーツ内部に
グリスが残っていなさそうな事から
ジョイントの事を考えて
リビルト品への交換となりました。

パックリといっちゃってますね、
グリスは当然必要だから
充填されてる訳ですし、
ブーツは内部にゴミや
水が入らない為に存在します。

ブーツ破れのまま放置すると
ドライブシャフトにとって
イイ事は何一つないので
早めの交換がおすすめです。

シャフトを外したら
とにかく洗浄です。
古いグリスを徹底洗浄します。

ブーツが破れると
いろいろなところに
飛び散ってしまいます。

まずはブレーキクリーナーで
大まかにウエスでグリス洗浄、
そこからブラシとブレーキクリーナーで洗浄、
そのあとは洗浄剤とブラシなどを使って
細かい部分の洗浄をして水で流します。

流したら昼休憩に入って
休憩後にもう１度
拭き残しが無いかをチェック、
残っている細かい部分の綺麗にしたら
新しいシャフトを組んでいきます。

ちなみにこちらは運転席側を
下から撮影した写真。

過去にドライブシャフトが破れて
交換した形跡ありますが
グリスが周辺に飛び散って
そのままになっています。

飛び散ったままになっていると
漏れがあった時に
いつのトラブルか分からなくなるので
洗浄は大切です。

今回交換した助手席側は
過去に脱着しているようで
ハブベアリング側にダストシールが
入っていないです・・・。

２２日の木曜日作業中に気付きましたが
そのまま連休に入り
部品入荷が２７日の火曜日になってしまうので
とりあえずそのまま組み付けします。

このままだとハブベアリングに
水やゴミが入り
ベアリングの寿命に直結するので
出来れば早めにシール取付が良さそうです。
納車時にオーナーさんに
お話しをしておきます。

インナーブーツ破れなので
ホイールの内側へは
それほどグリスは付着していませんが
多少は飛んだ形跡があるので
綺麗に洗っておきます。

あとは最終の走行チェックと
走行後に各部の漏れを
念の為チェックして作業完了です。

Ｋ様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。

ＥＧシビックも３０年経過で
いろいろ手直しが必要な部分が出てきますが
乗っていて面白い車なので
これからも大切にしてあげて下さい。