Ｈ様ＢＮＲ３２スカイラインＧＴ－Ｒ、燃料タンク交換時にホース交換やプレート製作。｜車検・点検・修理のグーネットピット

燃料タンク交換中の
Ｈ様３２スカイラインＧＴ－Ｒですが
タンク周りのホースは
すべて交換しておきます。

タンク内部や
タンクに接続されるホースなど
タンク周りはすべて交換です。

ちなみに燃料ホースは
タンク内部に使用出来るホースと
タンク外部で使用するホースは違うので
ちゃんと用途にあったホースを
選択しないとダメです。

メンバー上くらいにいる
タンクへつながるホースが
ちょいと交換が厄介ですが
こちらも必ず交換します。

タンクを搭載する前に
バンドの締付強さを弱める為に
スペーサーとなる
プレートを製作します。

どうやらキューブも
同じように割れるみたいで
メーカーから
スペーサーが出ているみたいです。

どの厚みが正解なのかは
結果論となり正解は無いので
キューブと同様の厚みにします。

１枚の鉄板をカットして
製作していきます。

ちなみにこの部分にステンレスは
絶対にＯＵＴです。

十分な厚みがあるので
アルミでもＯＫですね。

この部分のプレートは、

こっち側は
長方形なのでこんな感じに
カットします。

しっかりと面全体で
ボディに接するように製作します。

塗装して
あとは車両へ取付するだけでしたが、

長方形のプレート側は
本締めする時に
バンド側が車両の回り止めに
当たらなくなってしまい
最終の本締めで
回ってしまいます。

バンドが回ってしまうと
締付がわずかながら強くなる事、
ほんのわずかですが
バンドの角が
タンクに当たりやすくなるので
対策します。

プレートを外して
位置決め用の穴をあけます。

テーパー状の穴あけをしてあるので
皿ビスを入れて
プレートから頭が
出ないようにしてあります。

これでバンド側とボルト固定、
頭が出ないので
ボディ側に当たらなくなります。

ちゃんと回り止めが
機能してくれるので
バンドをまっすぐに
締める事が出来ます。

あとは燃料を満タンまで入れて
漏れチェックしていきます。

まだ別の作業があるので
しばらくお預かりしているので
都度、漏れをチェックしていきます。

タンク本体はもちろん、
ホース類の漏れもチェックしていきます。

こちらは最終の走行チェック後に
漏れを確認するので
フタは最後ですね。

結果的にはこの中古タンクで
漏れはクリア出来ました。

残った作業も
わずかになってきたので
そちらの作業も進めていきます。