Ｙ様ＨＺ３３ロードスター、車高調の追加。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備も後半に入ってきた
Ｙ様のＨＺ３３ロードスターですが
オーナー様よりご連絡があり
足回りをリフレッシュしておきたいという事でした。

オーナーさんとしては
車高調は必要なく
純正でＯＫとの事だったので
純正部品の値段と
納期をピックアップ。

純正ショックだと
１本２５，０００円と
アッパーマウントなどを含めると
結構な金額になってしまうようです。

しかも部品の納期が
１２月に入ってしまう部品も多数ありました。
最近は純正部品の納期も
遅い物が増えてきた感じがあります。

いつも使っているカヤバさんの
純正形状を調べてみましたが
どうやらＨＺ３３用は設定が無いみたいです。

オーナーさんとお話をして
いろいろ悩んでもらった結果、
ＴＥＩＮの車高調でいく事となりました。

ＴＥＩＮの車高調は
価格と製品のバランスが
イイかなって思います。
どこぞの定価だけ高く
実際の製品は１０万以下の車高調とは違って
ちゃんと値段相応の物って感じがあります。

どこぞのＢ社製と違い
ちゃんと出荷時にトルク管理され
締付済みの部分には
こうやってシール貼ってくれています。

アッパーマウントのキャンバー調整ボルトを
規定トルクで締めたら
ボルトがネジ切れるような
車高調とは大違いです。

もちろんビルシュタインやオーリンズ、
アラゴスタやクァンタムなどのような
高級モデルと比べれば
いろいろ下回る部分はあります。
値段が違うから当然ですね。

でも購入する側から見たら
値段に見合った物は欲しいですよね。

ネジ山にはちゃんと塗装が掛からないように
処理されてます。

車高調の仮締めをしたら
すべてのアームボルトを緩めて
１Ｇ締めしていきます。

Ｚ３３は特にリアのアームが多いので
全アームの１Ｇ締めは
なかなか大変です・・・。
結構、時間をとられますね。

大阪の方なので
とりあえずはポン付け状態で
写真を撮影して
メールでお送りします。

基本的には
車高を下げたいって方ではないので
リアをもうちょい上げて、

タイヤハウスの隙間も、

メールで送信。
車高を確認してもらい
ＯＫが出たので
２０～３０ｋｍほど走行して
車高調をなじませます。

あとはアライメント調整したら
足回りは完了です。
足回りのフルリフレッシュとなると
当然、全ブッシュ交換って話も出てきますが
ショック交換するだけでも
激変します。

走行もまだ７万ｋｍ弱なので
ブッシュが千切れているような事も無いので
まず間違いなく
不満は出ないレベルだと思います。

あとは幌の開閉対策と
ヘッドライトのドリームコートを施工したら
走行チェックに入ってきます。