Ｔ様ＤＡ６４Ｖエブリィ、チェック点灯でスロポジセンサーカプラー＆ハーネス交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

店のプリンター修理を依頼している会社さんの
従業員さんがどうやら独立したらしく
仕事用の車が調子悪いみたいで
先日ご連絡を頂きました。

その時はベルトの鳴きがおさまらず
車屋さんに依頼したみたいですが
結局直らなかったみたいです。

その修理をご依頼頂き
特に問題なく直ったのですが
その際に
エンジンチェックランプ点灯がありました。

内容はおおよそ診断しており
スロットルポジションセンサーの電圧が
５．０Ｖで張り付いてしまっており
なにをしても固定って感じです。

たぶん
スロポジセンサー本体だろうなぁ～って思ってて
最終確認でお預かりしました。

スロポジセンサー単品での
チェックをしてみましたが
どうも問題が無さそうです。

途中のハーネス断線とか
なのかなって思ってましたが
原因を発見しました。

カプラー周りを手で触っていたら
配線が１本取れました…。

これが原因で間違いないですね。
原因が分かれば直せばいいだけですが
エブリィは
どうやらカプラー単品での供給、
リペアハーネスの供給はなく
エンジンハーネスＡＳＳＹでの
供給みたいです。

当然ですが
これだけの為に
エンジンハーネスＡＳＳＹ交換は
あまりにも無駄です。

カプラーのツメも折れちゃってるんで
こちらも交換したいので
カプラー形状とメーカーを調べて
使用しているカプラーを特定します。

ハイ、発見でございます。
別メーカーでも良く使われている
３極カプラーでした。

その為、
純正カプラーと
純正リペアハーネスで
揃える事が出来ました。
色が黒からグレーになるだけですね。

ちなみに配線の切れ方から見ると
経年劣化というのもありますが
根本的な配線の引き方に
問題がありそうです。

カプラーから出たハーネスが
カプラーの根本時点で
すぐにＵターンしている為、
カプラーの根本に負担がかかり
今回のケースに至った感じです。

カプラーから出たハーネスは
一度まっすぐ出して
その後にＵターンさせる事で
配線がギボシで
ダメージを負わないようにします。

吸気温度センサーカプラーのツメも
割れちゃってますね。

こちらもカプラー製造メーカーを特定して
別メーカーの純正部品で
ピックアップしましたが
どうやら１月納期に
なってしまうみたいです。

とりあえず今回はスルーして
どうするかは
オーナーさんの選択に
お任せって感じです。

エンジンチェックランプも
無事に消えてくれました。

故障コードもＯＫですね。

これまで５．０Ｖで張り付いていた
スロットルセンサーも
スロットル開度に応じて、

変化するようになりました。

最終、走行チェックをして
問題がない事を確認したら
すべての作業完了となります。

Ｔ様、この度は作業のご依頼
ありがとうございました。
またなにかありましたら
ご連絡下さい。