Ａ様ベンツＣ６３ＡＭＧ車検のご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

数年前に
アルテッツァターボを買取させて頂いた
Ａ様ですが
現在ベンツＣ６３ＡＭＧにお乗りで
車検をご依頼頂きました。

アルテッツァターボ買取の時が
初めてのお付き合いでしたが
そこからブログも見てくれてるようで
一度ちゃんと見て欲しいって事でした。

輸入車って触れます？？？って良く聞かれますが
基本構造は当然ながら一緒です。
電気自動車とかは別として
エンジンはオイルが流れて
水が流れて、
燃料流れて、
圧縮して爆発してみたいな。

オイルや水が漏れてこないのも
当然ながら基本は一緒です。
パッキンやガスケット、
オイルシールなどで
シールされてる訳です。

軽自動車もベンツも
大元の基本は一緒。
ちゃんと構造を知って
見ていく方が大切ですね。

とりあえず下廻りのチェックからですが
オイルでドロドロでございます・・・。

オイルパンからのオイル漏れですね。
４万ｋｍ台ですが
まぁ、ベンツ君ですからね。

アンダーカバーにも
オイルが溜まってます。

地面に垂れなかったのは
いかにも漏れたオイルは
ここで受け止めますって言ってるような
形状でアンダーカバーに
溜まってただけの事ですね。

オーナーさんにご連絡して
どうするか決めていきます。

基本、初めてのご入庫の場合には
今後どれくらい乗っていくのか、
年間の走行距離がどれくらいなのか、
など聞いておきます。

２年後の車検は
どうする予定なのかとかもですね。

それによって交換するべき部分、
修理するべき部分、
様子を見てもらう部分などを
オーナーさんと相談して決めます。

お預かり時に２年後の車検は
どうするか迷ってるって事でした。

それといつくらいから
どれくらいの頻度で
これくらいの状態になったのか、
その辺りも分からないって事だったので
とりあえず今回は
しっかりと綺麗に洗浄して
経過観察します。

オーナーさん選択で
まだまだ乗るって場合には
オイルパンを外して
このタイミングで
修理しておきたい部分です。

エンジン側だけを
綺麗にするお店もありますが
アンダーカバー側も
しっかりと綺麗にしておかないとダメです。

漏れの発見や
漏れ量の判断が
しづらくなるんですね。

濡れてると汚れが
分からない事もあるので
後日確認をして
細かい部分の汚れを
しっかりと除去します。

しばらく走行した後に見た時、
あの時に汚れ落とし損なったか？って
疑問がわく時点でＯＵＴです。

ホイールを外して
いつも通り
裏側も綺麗に洗っておきます。

ホイール外す時に
ちょびっとですが苦労しました。

ホイールボルト外して
手でゆすっても
まったくホイールが外れてこないです。

こういった瞬間イラっとします。
ホイール外したら
ハブ部分と
ホイール側は
ちゃんと綺麗にしておかないとダメです。

ハブ側は鉄なので当然錆びますが
錆びがなかなか強烈です。

ワイヤーブラシでちゃんと
綺麗にしておけば
そんなに外すのに苦労しないはずです。

リア側は左は
すんなり外れてくれましたが
右はダメでした。
こちらも綺麗にしておきます。

ホイール側にも当然ですが
その錆びがこびり付いているので
こちらも綺麗にしておきます。
リア側も同様ですね。

ちなみにこの内容は
ちゃんとやってる人から見たら
当たり前じゃん、
いちいちブログにする
内容じゃないだろって内容です。

でも流れ作業のように
車検や点検やってるところだと
まず間違いなく
スルーされてる部分でもあります。

一通りやるべき内容などは
ピックアップ出来たので
順に作業を進めていきます。