Ｓ様Ｌ８８０Ｋコペン、レーダー探知機取り付けとクーラント漏れ修理。｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回、初めてのお付き合いとなる
Ｓ様のコペンですが
水温などを見たいという事で
レーダー探知機に
ＯＢＤハーネスを接続して
車両データを見る事になりました。

ＯＢＤ接続の場合、
製品選びも大切で
物によっては
反応が非常に悪い物もあります。

といっても
純正タコメーターなどでも
タイムラグがあるので
本当にハイチューンな車両は
純正タコメーターを信用するのではなく
ちゃんとしたメーカーの
社外品装着がおすすめです。

仕様に合わせた製品選びが
大切な部分ですね。

パネルを外して
配線接続などをやっていきますが
どうしてもパネルの裏側などは
ホコリまみれな事が多いです。
せっかくなので
綺麗に洗ってから組み付けします。

メーターを外して配線するので
メーターも一度綺麗にしておきます。

配線は極力見えないようにする為に
メーターパネルを加工。

写真がボヤケまくっていますが
ＯＢＤのカプラーをそのまま装着すると
カプラー部分やハーネスが
左脚に当たりやすくなってしまいます。

車両側カプラーを一度外して
配線やカプラーが
見えないようにしておきます。

ただ故障診断時に必要なので
すぐに外せるようにはしておきます。

レーダーの取付ベースは
ダッシュボードを
脱脂してから貼り付けしますが
脱脂するとダッシュボードは
どうしても白くなってしまいます。

こちらもちゃんと対策してから
組み付けしておきます。

綺麗に維持されているコペンなので
こういった部分は大切ですね。

事前に取付位置は
オーナーさんと相談してあったので
ご指定の場所へ設置。

主にブーストと
水温を見れるように設定しておきます。
あとはオーナーさんの好みで変更ですね。

ちょいと手間な
コペンのオイルエレメント交換ですが
ストーリアＸ４と比べれば
全然ラクチンです。

オーナーさん、
今年の１月に
車検を受けてるみたいですが
ヘッドカバーからは、

現在進行形でオイル漏れしていたり、

クーラント漏れも、

発生していました。

メールで
ちゃんとした車検を受けるのは大切です。
といった内容をお送りしていますが
予算の関係で修理を見送り、
オーナーさんは
ちゃんと把握しているならともかく
車検直後でも
現状を何も聞いていないようです。

２年の車検期間を取得するだけの
車検整備だと古い車に乗っていくのは
いろいろ苦労する事も多くなってきます。

まとめてダメージが来るって感じですね。
ちょうど今お預かりしている
アルテッツァ君がそんな感じです。

とりあえずそこまで費用の掛からない
ラジエターサブタンクのキャップと
ラジエターキャップだけは
交換しておきます。

水廻りのトラブルは
エンジンダメージへ直結になります。

最終、走行チェックをして
すべて問題が無い事を確認したら
納車となります。

Ｓ様、この度は
作業のご依頼ありがとうございました。

全体的に綺麗なコペンなので
少しづつでも
悪い部分をちゃんとピックアップして
直しながら乗っていけるといいかなと思います。

またなにかありましたら
お気軽にご連絡下さい。