Ｆ様ＧＤＡインプレッサ、ドライブシャフト＆オイルシール交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

去年から各種作業のご依頼を頂いている
ＧＤＡインプレッサのＦ様ですが
１０月のエンジンオイル交換時に
右フロントのドライブシャフトブーツから
グリス漏れしている事を発見していました。

先週のブログで
オイル交換は下抜きって事を書いており
その理由として
定期的な下廻りチェックが出来る事を
書いていました。

その結果が
ここに出ていますね。

車関係で働いている方で
車検は弊社への入庫ではないので
こういったタイミングじゃないと
下廻りのチェックをする時が無いです。

車検は１年半くらい先なので
下廻りチェックする事が無ければ
ずっとこのまま
放置されている可能性があります。

当然ですが
グリスがそこら中に
飛び散っています。

タービン裏側や
触媒などに飛び散る事になります。

ドライブシャフトブーツから
グリスが飛び散った場合、
このあたりの洗浄をする方が
実際の交換作業よりも大変です。

以前に修理したお店さんが
分割ブーツを使っているみたいですね。

接続部分がダメで
グリス漏れしてきちゃってます。

作業ミスによる事なのか、
分割ブーツがこんなもんなのか。
分割ブーツを一切使わないので
分からないです。

ここからはとにかくひたすらに
洗浄していきます。
２度洗いした状態ですが
まだまだグリスが残ってますね。

デフに水が入らないように
養生してひたすら綺麗にしていきます。

一度洗って休憩ついでに乾かしたら
周辺に飛び散ったグリスが無いかをチェック。
ウエスとブレーキクリーナーで
見えるグリスを綺麗にしたら
もういっちょ洗浄。

触媒の遮熱板にグリスがこんもり付着して
焼き付いて取れないかなって思ってましたが
かなり綺麗になってくれました。

あとはデフ側のオイルシールを
新品へ交換したら
新しいドライブシャフトを
組んでいくくらいですね。

ドライブシャフトを外す時も
少しでもアライメントのズレを少なくする為に
ナックルと車高調の接続部分は
外さないようにします。

ハブのスプラインも
当然ですが
錆びが出ているので
こちらも綺麗にしてから組み付けします。

こういった作業ってのは
実際の交換作業そのものより
とにかくこういった付随部分に
時間がかかります。

それとＧＤ系は
ミッションオイルを入れるのが
なかなか面倒ですね。

今時期の寒い時は
さらにオイルが入っていかないので
オイルを温めて
入りやすくしておきます。

すべての作業が完了したら
最終の走行チェック、
走行チェックが完了したら
念の為、オイル漏れが無いかを確認して
全作業が完了となります。

作業内容以外に
車両側でちょいとご紹介したい内容があったので
別ブログにてアップしていきます。