コルベット　ワンオフマフラー製作　その１｜車検・点検・修理のグーネットピット

シボレー　コルベットが入庫されました。
昭和６３年式
とても綺麗なコルベットです。

経年劣化による、腐食でマフラーが抜け落ちたとのことで、修理を依頼されました。

リフトで車両を持ち上げて、確認をしてみると・・・

右側の出口部分がパイプから、ごっそりと抜け落ちてありません。
反対側もかなり腐食が広がっており、いつ落下しても不思議ではない状態でした。

お客様と相談した結果、中間部分から全て製作するこになりました。

↑　取り外したセンターパイプです。

腐食がかなり進行しており、所々穴もあいております。
どこかのお店で修復された跡もありますが、その部分も錆が広がっていました。

↑　別のパイプを溶接して繋ぎなおした跡があります。

↑　そして、左側の出口部分です。

ということで、
まずは、こちらの左側の出口部分から作っていきます。

出口部分は左右２本出し（デュアルタイプ）なので、左右に振り分けるところから作ります。
元の寸法、角度を測定してカットしました。
これを溶接していきます。

材質は、錆びに強いステンレスです。

出口部分も少し角度がつけられていますので、同じ角度で溶接していきます。

出来る限り、元装着されていたマフラーを再現させていきます。

左側が完成。
これを、もう片方分も同じものを作ります。

これで、左右の出口部分が完成しました。

次は、中間接続部分からの製作です。

後日、完成までのブログをアップしていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

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