HONDA シビック　TYPE R　油温対策｜車検・点検・修理のグーネットピット

暑い日が続いております。
気温が上昇する中でのサーキット走行は、水温も油温も高温になりがちで、危険な温度域にもなります。

もともと油温も上がりやすい車両なので、今回は油温対策をおこなうため、オイルクーラーの取付をおこないました。

オイルクーラーは、HKS製のタイプを使います。

セット内に含まれるエアーダクトも組み立てて取付をおこないます。

オイルクーラーに、より多くのエアーを導入させるため、フロントバンパーのグリルネット部分に、穴あけ加工をおこないます。

↑　このグリル部分をリューターを使って、ひとつずつ穴をあけていきます。

そして、今度は導入した空気がオイルクーラーにあたり、熱せられた空気を放出させるために、タイヤハウスのカバーを穴あけ加工します。

最初からある小さなダクト穴は、ブレーキに空気を送るための穴です。

その上部にオイルクーラー用の穴あけ加工をおこない、ネットを張り付けします。

これでオイルクーラーを取り付ける準備が整いました。

オイルクーラーとエアーダクトを取り付け、次にオイルホースをエンジン側につなぎます。
オイルホースがマフラーのフロントパイプ付近を通るため、熱の影響を受けてしまわないよう、耐熱シートを使って保護します。

あとは、各部しっかりと固定させて、オイルを規定量注入。
そのあと、一度エンジンを始動させて、油圧をかけオイルの漏れなどを点検し、各部の締め付けをおこない、フロントバンパーを取り付けて完成となります。

納車後、さっそくサーキット走行をおこなったそうで、油温が10℃近くも下がったよ～とお客様から連絡がありました。

この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。

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