ムーブコンテ　Ｌ575Ｓ　コンプレッサー　マグネットクラッチ完全損壊｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは

暑くなってきましたね。
五月からもう30度を超える異常事態。
今年の夏が思いやられます。
いや、頑張ります(笑)

さて！気を取り直して本題です。
写真はエアコンのコンプレッサーというエアコンガスを循環させるポンプなのですが、その構成部品にマグネットクラッチというものがあります。ベルトがかかる部分がそれにあたります。

このマグネットクラッチによってエアコンを必要に応じて入りきりしているのです。

写真ではわかりづらいですがそのマグネットクラッチの頭が物理的に完全にちぎれてしまっております。これでは確かにエアコンは効きませんね。

ただ、ここからエアコン修理の重要ポイントをご説明したいのですが、今回の修理で、コンプレッサーだけ替えればOKかというとそうではありません。

そもそもコンプレッサーが単体で壊れることはあまりありません。コンプレッサーが駆動する事に抵抗ができた事が主原因なのです。

特にダイハツのこの世代はエアコンサイクル内の使用上どうしても発生してしまうゴミを収集するフィルターが非常に小さいのです。

わかりづらい写真で申し訳ありません。
この写真のバルブと圧力スイッチがついているところの内部に網目状のフィルターがあります。

本来ならカットしてお見せしたいのですが、今回はお許しください。

このフィルターは掃除もできませんので交換となります。
また、フィルター部だけで出ませんのでパイプごとの交換となります。

できましたらこちらのパイプを完全に詰まる前に交換していきたいものですね。
そうする事でコンプレッサーを保護することになりエアコンの長寿命化に繋がります。

他にもあるのが電動ファンの半壊れというのもありますが、今回はそれではありませんでした。

皆様の快適なカーライフを願っております！

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