アルファロメオ　アルファGT　セレスピード不良｜車検・点検・修理のグーネットピット

宝塚市のN様のアルファロメオ　アルファGTの入庫です。
セレスピード不良で運ばれてきました。
しかも神戸から( ﾟДﾟ)

以前から少し調子が悪かったそうですが、昨日完全に動かなくなりどうしようもなくなったそうです。

ネットで色々調べられて当社を見つかられたそうです。
いやでもこんな遠くまで持ってこなくても大阪近郊でいっぱい整備してくれるところあるんじゃないですか？っとご提案したのですがどうしてもという事なので受け入れ下次第です。

入庫後エンジン始動してみると普通にギヤが入ります
あれ？不動じゃなかったの？

オーナー様に連絡して/詳細を確認です。
確認して分かったことは、かなり前から調子が悪かったという事、Dにて整備をしてもらったときはアクセルポジションセンサーが悪いと言われ交換したが、症状改善せず。

騙し騙し乗っていたそうです。
なるほどね。

エンジンのチェックランプも点灯していたのでテスターでチェックすると
アクセルポジションセンサーの不良を拾っている。
交換したはずの部分をまた拾っているのだ。

ということはアクセルポジション自体は壊れていないだろう。
何かほかに原因がありアクセルポジションセンサーがダメというと判断をCPUがしている。

まぁ今回はセレの修理だが、アクセルポジションセンサーの信号もセレの変速には必要な信号なので関係ないとはいいがたいところ。

セレ自体は症状的にはセレユニットのポンプの不良だろうと判断
ポンプ交換と同時にアキュムレーターの交換も提案しそのあたりを交換します。

交換前と交換後
フロントバンパーを取り外さないと作業しにくい場所になります。

これが新品のポンプユニット
一応DENSO製とあるが純粋にDENSO製ではないだろう。

そしてアキュムレーターも交換です
年式的に一度も交換していないのであれば交換時期は過ぎていますからね。

これらを交換後テスターにてキャリブレーションを行います。
そして試運転を1週間くらいずっと乗り続けます。

ちょこちょこ乗りから、３０分以上の試運転も行います。
徳にギヤ抜けすることまなく、シフトの違和感もなくです。
そしてエンジンのチェックランプも点灯しなくなりました。

ここまでの試運転を問題がないのでこれでいったんオーナー様にお返しして、あとはオーナー様の方で様子を見ながら乗っていただくことに。

納車後１週間くらいしてからオーナー様からご連絡をいただき、エンジンのチェックランプも点灯しなくなり、セレの不調もなくなったという事でした。
まだ整備しなくてはいけない箇所もありますが、ひとまずは安心ですね。

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