デリカＤ５　リヤブレーキバーホール　異音　ブレーキ引きずり　ブレーキパッド摩耗 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
井上自動車販売　新人スタッフかおりです。

今回は三菱 デリカD5がブレーキ引きずりでご来店です！
これは、ブレーキがかかりっぱなしになってしまっている状態なんです。
放っておくと危険な事故にもつながるので修理に取り掛かります！

早速ブレーキ部分の確認をします。

この部分をばらしていきます。

ばらしてみると、ピストンやブレーキパッド等ブレーキに関する部品たちが
姿を見せてくれました！！


ピストンは錆びていて取り外しにくくなっていました。
まずは、ピストンがはまっていた部分の錆び取りと、ゴムシールの交換をしていきます。

これが、内部にあるゴムシールです！

ブレーキは、このゴムをピストンが押し出すことで
ブレーキパッドに圧がかかり、回転しているタイヤのディスクを挟むことで
タイヤの回転を止めて、車の走行も止まる。という仕組みになってるんですね。。。！

画像上がもともとついていたピストン。
画像下が新しいピストンです。

並べてみると、錆びが分かりやすいですね。

この錆びの影響でピストンが固着して動きが鈍る事で
今回のようなブレーキの引きずりが起こってしまいます。

ピストンは新しいものに交換します！

こちらはブレーキパッド！

画像上がもともとついていたブレーキパッドで
画像下が新品のブレーキパッドです。

横にならべて厚みを比べてみると（左→古いもの　右→新しいもの）
こんなにも差がありました！

ブレーキの引きずりが起きると、このブレーキパッドが回転しているタイヤのディスクに
おしつけられた状態が続くので摩擦ですり減ってこのような状態になってしまいます。
いわゆる摩耗というものですね。。。！

これも新しいものに交換します！

錆びも綺麗になって、それぞれの部品も交換したので
最後はすべて取り付けて、完成です！


ブレーキの引きずりが起きてしまうと、異音がしたり
アクセルを離した時に不自然な減速があったりという症状がみられます。

これを放っておいてしまうと、最悪の場合車両火災を引き起こす原因になってしまうほど
大切な部品なんです。。！

最近は車もどんどん便利になり、安全性も高くなってきてはいますが
十分安全に乗るためには、定期的なメンテナンスはやっぱり欠かせないんですよね。

車のちょっとした異変も、なんでもなさそうなものが大きな危険につながることも多いので少しでも気になることがあれば、お気軽にお問合せください！！

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