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今回はドラムブレーキのホイールシリンダーのオーバーホールのご依頼をいただきました

ので紹介します！

こちらの赤丸で囲った部分がホイールシリンダーという部品になります！

取り外して分解していくのですが、その前にこの部品のお仕事内容を軽くご説明します(*^-^*)

ホイールシリンダーはドラムブレーキの構成部品の１つです。

主に軽自動車や小型乗用車のリヤ側に採用されていることが多いタイプのブレーキになり

ます！

運転者がブレーキを踏み込むとホイールシリンダーの中にブレーキフルードが流れ込み、

赤色の矢印の方向に力がかかります。それに伴いホイールシリンダーにつながっているシ

ュー（黄色い部分）が黄色の矢印方向に広がり、タイヤと一緒に回転しているドラムに押

し当てて車を減速、停止させる仕組みになっています(*^-^*)


では作業へGO(^O^)／

取付は10ｍボルト2本とブレーキホース取り付けナットを外すと取れてきます！

では、分解してみましょう(*^-^*)

分解完了しました('◇')ゞ

ホイールシリンダの構成部品はホイールシリンダ本体（黒矢印）、ピストン（紫矢印）、

スプリング（白矢印）、ピストンカップ（赤矢印）、ダストカバー（青矢印）で構成され

ています。


オーバーホールではホイールシリンダ内部を清掃して、ピストンカップ、ダストカバーを

交換します。その際に新しいグリスも塗布します(*^-^*)

車両に取り付けたらドラム内部も清掃、グリス塗布を行い最後にブレーキフルードのエア

抜きをして作業完了となります。


こちらの部品は、キャリパーのように固着してしまうことはあまりないのですが、ピスト

ンカップ部にブレーキフルードの圧力がかかるためゴムが劣化してくるとブレーキフルー

ド漏れにつながります。そのために定期的に点検を行い、必要であればすぐに交換作業を

行うことをお勧めします(*^-^*)

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