JB23ジムニー　アイドリング不調・加速不良でのご入庫です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様から電話が入り「遠方へ外出予定の為、高速道路へ乗って走行していると途中から加速が悪くてエンジンがガタガタする」との連絡を受け急遽積載車に代車を載せてお迎えに行ってきました。
現地で軽く点検をするとエンジンルームより焦げ臭い臭いが・・・

とりあえずお客様には代車で外出していただき当社ピットまで持ち帰り詳しく点検していきます。

チェックランプの点灯もある事からまずはダイアグの点検から。

P0350　点火コイル（１次/２次回路故障）

症状的にも点火不良を起こしている感じなのでばらして点検していきます。

エンジンルームからはやはり焦げ臭い臭いが・・・

インタークーラーを外してプラグカバーを取ると焦げ臭い臭いの犯人が現れました。
臭いの原因は１番シリンダーのダイレクトイグニッションコイルのパンクでした。

とりあえずお客様と相談の上、予防整備も含めスパークプラグ・ダイレクトイグニッションコイルを全数交換します。

コイル・プラグ全数交換後エンジン始動するも１番シリンダーは点火不良のまま・・・

イグニッションコイルがパンクした時、お客様は高速道路を走行中で停車する訳にもいかずかなり無理をして走行したとの事で点火不良の原因をテスターを使って詳しく調べていきます。

まずは圧縮を測定しますが異常なし。

次にダイレクトイグニッションコイルに来てる電気系を調べます。

アース・電源・導通チェックなどをしていくと１番シリンダーのカプラーにECUからの点火信号だけがなぜか来てない？？

ECUのハーネス～１番シリンダーカプラまではちゃんと導通もある事から点火不良の犯人はECUと判断！

お客様に報告の上早速中古のECUを手配。

こいつが交換したECU。

本体はウォッシャータンクの下にあります。

部品が到着するまでせっかくなのでISCバルブやスロットル付近の清掃をします。

最後は組付け確認して、試運転して完了です。

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