ステップワゴン　エンジンチェックランプ点滅　エンジン警告灯点滅　ホンダ　CBA-RF6｜車検・点検・修理のグーネットピット

ステップワゴンのお客様、「走行中にエンジンの警告灯が点滅した」とのご連絡を頂きました。
走行の可否を聞くと、「何となく不調な気がするけど走れる」とのことで、そのまま当店に直行してもらいました。

メーターを見ると、確かにエンジン警告灯が点滅してます。
アクセルを空吹かしすると、吹け上がり・排気とも若干「ボボボッ・・・」です。

まずは診断機を接続します。
故障コードをみると、No3失火。
症状と照らし合わせても間違いなさそうです。

なぜ失火しているのかを調べていきます。

K20エンジン。
ダイレクト式の点火方式ですので、まずはIGコイルとスパークプラグを点検します。

診断機が特定したNo3シリンダーを取外して確認しますが、目視でダイレクトコイル・プラグには異常がないようです。
次にNo1のダイレクトコイルと入れ替えてエンジン始動。
不調は変わりませんので、診断機を再度接続して故障コードを確認すると。

見事にNo1シリンダの失火を検出しました。
入れ替えしたのはダイレクトコイルだけですので、No3のコイルの異常で間違いなさそうです。

本来であればすべてのコイルとプラグの交換が理想ですが、車輌入替が近いこともあり、お客様の希望で「悪い部分」のみの交換といたします。

取外したNo3シリンダのイグニッションコイルです。

すべての故障コードを消去して、エンジン始動。
吹け上がりも良好。
再度診断機を接続、故障コードがないことを確認します。

同時にエンジンチェックランプの点滅も消えて、正常になりました。

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