運転席パワーウインドウが閉まらない　修理　スペーシアカスタム　スズキ　DBA-MK32S｜車検・点検・修理のグーネットピット

スズキ　スペーシアカスタム　DBA-MK32S　初年度登録27年3月の車輌のご入庫です。

「運転席のパワーウインドウが閉まらなくなった」とのご連絡をいただき、晴れてる間に急いで引き取りに行きました。

症状を確認、パワーウインドウスイッチを操作すると「ガラガラ」って異音がします。

音の状況からウインドウを上下する機構の異常なのが間違いないため、ドア内部の確認をします。

ドア内張りの取外しです。

スイッチを取り付けて操作してみますが、異音がしたまま全く動作しません。

異音の感じと症状からみても「ウインドウレギュレター」の故障なのは間違いないのですが、外からは全く見えません。

「ウインドウレギュレター」を取外して確認するのですが、取りはずすためにドアガラスの位置をサービスホールに合わせる必要があります。
ガラス単体では全く上下できないため、レギュレターごと外して強引に位置を合わせます。

ドアガラスとウインドウレギュレターを分離して、ドア内部からレギュレターAssyを取り出します。

取りはずした「レギュレター＆モーター」を見てみると、ガラスを上下させるワイヤーが絡まっています。

こうなると修理は不可能ですので交換となります。

お客様に状況とお見積りをお知らせして、部品のオーダーから交換作業を進めていきます。
部品の供給はモーター付きとなり、なかなか高額な部品代です。

全ての部品を復元して、修理完了となります。

動きもスムーズで滑らかになりました。

パワーウインドウが「開かない」のも困りますが、「閉まらない」のはかなり困るかと思います。
いつもと違う「動き」や「音」などあれば注意が必要です。

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