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ホンダ　フィット　キーシリンダーの交換のご依頼です

中古で購入したお車にキーレスを取付したいとのご依頼でしたが、詳しくお話をお伺いしたところ運転席ドアのキーシンダーがカギでロックアンロックが困難になってしまいキーレスを取付けしたいと言う事でした。

年数がたったお車はまれにキー自体やキーシリンダーが摩耗する事により鍵が回らなくなってしますことがございます。

さらにお車にはもともとキーレスが付いているみたいですが中古で購入した際には鍵のみしか無く、キーレスのリモコンやリモコン付きキーは無かったようです。

現状を踏まえ解決方法は三つ

1・現状のまま社外のキーレスを取り付ける。
2・純正のキーレスリモコンを購入し再登録
3・全ての鍵を交換しリモコン、キー、キーシンダーを新たに取り付ける。

お客様と相談し今回は全ての鍵を交換する3の方法で修理を進める事とないりました。

今回フィットにはキーシリンダーが二か所

運転席側ドアとステアリングコラムに始動用キーシリンダーが付いています

先ずはドアのキーシリンダーから交換を進めて行きます

ドアの内張を外し古いキーシリンダーを取り外します。

新しいキーシリンダーを取付します

新しいキーにてロックアンロックがスムーズ行えることを確認して内張を戻して完了です！！

続いてコラムのキーシリンダーの交換です

コラムのキーシリンダーへアクセスする為にステアリング、エアバック、ディマースイッチ、コラムカバーなど複数の部品の脱着が必要です。

またキーシリンダーは特殊なボルトにて取付しており普通には取外しが出来ない様になっています

当たり前ですが外さないと交換は出来ないので、とある工具を使い特殊ボルト外します。

取り付けボルトには8㎜の頭が付いていますが規定のトルクで締め付けることでねじ切れる構造になっています。

外した部品を組付け完成！！と行きたい所ですが最後に大事な作業が残っています

現行のお車の殆どにはイモビタイザーが装着されておりこのままではエンジンをかけることができません（汗）詳しく言うとクランキングはするがエンジンは始動できません。
イモビライザーは盗難防止装置の一つで物理的なキーだけでなく、電子的なキー（ID）の照合を行うことで、車両盗難や自動車の乗り逃げを防ぐ防犯装置です。 イモビライザーがあれば、仮に車のキーを紛失し、第三者に合鍵を作成された場合でも、ドライバー本人でなければ車のエンジンを始動できなくなります。

そこで新しいキーであってもイモビライザーIDを登録する必要がございます。

登録方法は詳しくお話出来ませんが専用のコンピューターを車輛につなぎ登録を行います。

登録完了後、無事エンジンが始動する事を確認しキーレスの設定をして完成です！！

新しいキーはキーレス付きとスペア合わせて2本になります。

ゴールデンウィーク前に作業も完了して良かったです！！

またのご利用お待ちしております。