sr3 ダイムラー　デイムラー ダブルシックス　DD6　エンジン　かからない　点火系　修理 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジン始動時にエンジンルームから異音が発生、エンジン始動しないので点検します。
セルモーターも問題無い、燃料系も問題なくあとは点火系です、IGコイルまでは問題ないのでデスビ、ローターなどを点検します、

セルを回してもローターが回転してないです、ローターなど外すとデスビが欠けています。

デスビを外してみるとエンジン側のギアが欠けていました、これではタイミングチェーンからの動力がデスビを回せないので点火しません、でもこのシャフト（アグジュアリーシャフト）どうやって外すのだろうか、もしかしてシリンダーを取らないといけないかと思ってました。

磁石で破損したギアをエンジン側から摘出しました。さーあとはシャフトをどう外すかです。

とりあえずカバーをはずしてギアが欠けたシャフトを目視します、うーん無理だ　絶対にこの状態からのシャフト交換は不可能です、サービスマニュアルをのぞいてみます。

シリンダーはそのままでエンジンフロントカバーを外せはシャフト交換できます、よかったです、でもここまでばらすのに相当な時間がかかりました。ラジエター、エアコンコンデンサー、グリル、電動ファン、クランクプーリー、パワステポンプ、全ベルト、エアコンコンプレッサー、オルタネーターなど外しました。

タイミングチェーンとテンショナーは特に問題なさそうです、ちょうどVバンクの真ん中上側にシャフトがいましたのでスプロケットを外し、壊れたシャフトを摘出。

新品がまだ手に入りましたので良かったです、左が新品、右が故障品

ギアが壊れています。

シャフトも交換しフロントカバーなど組付けて　今回の故障の発端と思われるデスビをASSY交換して点火時期を調整し完了　ふーっお疲れさまでした。