ジャガー　Sタイプ　Pから抜けない　シフト動かない修理　松戸市｜車検・点検・修理のグーネットピット

ジャガー　Sタイプ　シフト不良　パーキングから抜けないトラブルにてご入庫頂きました
Pから完全に抜けずにレッカー車にてご入庫です

まず動かない状態では話にならないので診断も兼ねてコンソール廻りを分解
強制的にシフトロックを解除して車輌を動かします
これでピット内に移動できました
前期のSタイプには国産車の様にシフトロック解除ボタンが付いていましたが、
後期になって無くなってしまいました　このような時に不便ですね(*_*;

同時に診断も進めていきます
お車はブレーキを踏んだ時に解除されるシフトロックソレノイドが作動しない事で
シフトがパーキングから抜けない事が分かりました
言ってしまえばブレーキを踏まないでシフトを動かそうとしているのと同じ事です
症状が確定できましたので、続いてなぜシフトソレノイドが動かないか？という部分を
診断、確定していきます

テスター診断を行うと、シフトコンピューターと通信が出来ないという旨のエラーが
入力されています
その他実測値診断を使って、車両の状態を細かく分析していきます

診断の結果　シフトコントロールユニットAssyの不良が判明しました(*_*;
輸入車の場合は例えば写真の様な「シフトレバー」や「メーター」「シート」なども
それぞれが一つのパーツではなく、ユニット（コンピューター）になっていて
それぞれが車両のコンピューターと通信し独自に作動する様な作りになっています
その為どうしても部品は丸ごと（アッセンブリー）交換になってしまいます
輸入車の修理代が高額になってしまう原因の一つですね(;´Д｀)

今回はそれでもシフトユニットを中古パーツで修理する為、新品を使用すより
かなりお安くできました(*'ω'*)

センターコンソールよりシフトユニットを外して交換していきます

最後にセンターコンソールやウッドパネルを戻して作業完了
シフトも無事に抜けるようになりました(^_^)

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