F10　5シリーズ　持病②　ドアトリム交換　ベタベタ…｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回の投稿は前回の続きとなります！

F10型5シリーズの持病②でございます。
今回は詳しく兼ね合いで長くなってしまいましたが最後までお付き合いください…

持病②、それはドアトリムのベタベタ…
日本の高温多湿の気候が合わなく、このようになってしまいます。

※今回はこの交換手順を書いていきますが、『内装は柔く脆いパーツが多い』ため慣れていない場合は車屋や板金屋へご依頼されることをお勧めいたします。。

まずはウッドパーツを外します。
慎重に浮かせないと割れにつながりかねません。

ところでこの工具、先端が薄くなっており金属なのに相手側を傷つけにくい優れものでございます。
私のお勧めする工具の一つです。

ミラー側に引っかかっている爪がありますので下から押して解除します。

外れたらミラー側へスライドさせてパーツを外します。
力任せでやると10年前の車両ですので場合によっては粉砕します。

ここが注意ポイントです。
初めてで探りながらやっている方はここの箇所で破損させてしまいます。

まずは後ろ側から優しくおこします。
ポコッという音が聞こえましたら成功です。強いとパキッと爪が割れてしまいます。

この爪です。
ここの受け側を割ってしまうと、もうこのパーツをはめることができませんので注意してください、

へらでパーツを優しく下に下げつつ、細いマイナスドライバーで受け側を爪より上側に押してあげます。

この受けです。
ここが一番割れやすく、この作業でも一番難しいのでお気を付け下さい、

トルクスで固定されている箇所は計二か所です。

トルクスを外したらトリムの下側から爪を外していきます。
しつこいようですが、力任せではなく、優しくです。

外れましたら裏側のトルクスを外します。
長いトルクスと短いトルクスが各2本ずつです。

外れましたらスイッチのカプラーを抜いていきます。

ロックを細いマイナスドライバーで解除しつつ…

指で手前に起こしてあげれば…

カプラーが外れます。
取り付けの際は逆の手順でロック音が鳴るまでしっかり押し込みます。

ここまでくれば外せるのですが、10年前の車両ですので個体差はありますが固着しています。
その場合は小物入れの裏側から優しく叩いてあげれば外れます。

今回変えるのはスイッチ以外のトリムですので、スイッチは爪を解除して外します。

スイッチだけだとかわいいですね。
あとは新しいトリムをはめてあげれば完成となります。

簡単なように見えて難易度が高い作業ですので、ご依頼の際はご連絡くださいませ、

本日の投稿も読んで頂き、誠にありがとうございました。

エンデバー株式会社では、車検整備や法定点検、一般整備や故障修理、洗車やコーティングなど幅広く承っております。
是非お問合せ下さいませ！

長い投稿となりましたが、お付き合い頂きありがとうございました。

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