ホンダ　ＪＥ１　ゼスト　車検 タイミングベルト交換　｜車検・点検・修理のグーネットピット

ホンダ　ゼストの車検とタイミングベルト交換等、車検に伴う整備を紹介します。
走行距離が１２万ｋｍを超えましたので、タイミングベルト交換も一緒に作業させていただくことになりました。

この車に搭載されているＰ０７Ａと言うエンジンは、一見タイミングチェーン車のように見えますが、タイミングベルトを使っています。
一応、ベルトカバーには点検用の小窓が開けられており、ゴム製のキャップを外して中が見えるようになっています。
外しにくいので私は外したことはありませんが・・・・

エアクリーナーやイグニッションコイル、配線を外してヘッドカバーを外します。

経年劣化に加えて熱による硬化もあり、新品時は柔らかいゴム製のヘッドカバーパッキンは、取り外し時にはプラスチックのように硬くなっていることもあり、こびりついた物はスクレーパーなどを使っても除去出来ず、ここで時間を食ってしまうこともあります。

古いパッキンやスラッジ的なオイル汚れを残したままだと、オイル漏れの原因となるので、スクレーパーである程度除去したら、あとはスポンジやすり等を使って面をきれいにしていきます。

テンショナーを解除して補機ベルトを外します。

ウォーターポンプを外すときに邪魔になるのでフロントバンパーを取り外しました。

オイルパンは当てゴムなどを介してジャッキで支えます。
エンジンマウントやベルトカバー、クランクプーリーのセットボルト等を外す時は高さとエンジンの傾き具合を変えて作業します。

ベルトカバーが外れました。

カムシャフトのオイルシールも同時に交換するので、タイミングベルトがかかった状態で先にボルトを少しだけ緩めておきます。
私の普段使いのインパクトレンチはスペース的に使用できないので、狭所用に購入したインパクトレンチを使って、一発〝チョン〟くらいの感じでボルトを緩めておきます。

ホンダのクランクプーリーのセットボルトは、なかなか緩まないこともあるのですが、今回は簡単に緩んでくれました。
クランクプーリーを外して、１番圧縮上死点を出しておきます。

今のところ、外した部品です。
新聞の三浦春馬君の訃報は残念でしたね・・・・特にファンというわけではないですが、好きな俳優さんだけにショックでした。

邪魔者もいなくなりスッキリしてきました。
あとはウォーターポンプとカム＆クランクシャフトのオイルシールを交換します。

ウォーターポンプを外したところです。
ウォーターポンプのガスケットが紙の場合は、古いガスケットを除去するのに苦労することがありますが、これはゴム製でしたので楽に終わりました。

クランクシャフトのオイルシールとカムシャフトのオイルシール、タイミングベルト、ウォーターポンプ、テンショナーの交換が終わりました。

ヘッドカバーを取り外したので、再取り付け時はヘッドカバーパッキンとプラグホールパッキンを交換します。

エアクリーナーもかなり汚れていたので、交換させていただきました。

ドラムとライニングの当たり調整をしています。
サイドブレーキの効きが甘めで、踏み代も多めでしたので、良い具合になるように調整します。

ロアボールジョイントブーツのひび割れが大きく、次回の車検まではとても、もたなそうな感じだったのでオーナー様に報告し、交換させていただきました。
ブーツが破れると砂利や雨天走行時の水などが侵入し、ジョイントが異常に摩耗したり錆びてダメになってしまいます。

スタビライザーリンクのブーツも破れていたので交換させていただきました。
スタビライザーリンクの場合はブーツ単体での部品設定が無いため、スタビライザーリンク本体ごとの交換となります。

その他にブレーキフルードやエンジンオイル、ワイパーゴム等を交換させていただき、ご納車となりました。

またのご来店をお待ちしております。ありがとうございました。

当店の車検の基本料金表になります。

実際に車検にお越しいただいた際の具体的な時間の流れについては下記のリンクを

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代金のお支払いについては下記のリンクをご参照ください。

https://www.goo-net.com/pit/shop/0540511/blog/266549?prev=on

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