ムーヴコンテ　助手席側ドライブシャフト交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は会員オイル交換でご入庫頂いたお客様の後日整備をお伝えしていきます！！

当店では、オイル交換等でご入庫頂いたお客様の車両を無料で点検し
整備が必要な場合はお見積を作成し、安全にお車を運転できるサポートを行っております。
今回は、事前にオイル交換でご入庫頂いたお客様の車両にドライブシャフトのグリス漏れを発見しました。

車検時に修理でも可能でしたが、ご心配との事で最速での修理となりました！！

ドライブシャフトを交換する際に、ナックルアームをフリーな状態にしてドライブシャフトを取り外すので
ブレーキキャリパーとショックアブソーバーを取り外します。

ベアリングからドライブシャフトを引き抜く際に、ロックナットを外します。
ロックナットは写真のように、1ヶ所かしめているのでそこをマイナスドライバ等で
起こし、ねじ部に傷をつけないように緩めて取り外します。

トランスミッション側はバールで少しずつショックを与えながら引き抜きます。
引き抜けると、トランスミッションオイルが垂れてくるので注意しながら素早く
新しいシャフトを装着します。

写真のように、グリスが漏れています。長い間この状態を放置しておくと
ブーツ内に収められているボールジョイントを潤滑しているグリスが漏れ出て
錆や異音の原因になります。

清掃して新しいドライブシャフトを装着しました。

残りは、取り外しと逆の手順で装着します！！！

注意点は、ロックナットは素材・安全面からの理由で再利用不可なので新しいものと交換するところです。
また、トルク管理を怠るとベアリングからの異音の原因にもなるので要注意です。

新旧の部品比較写真です。
ブーツのみ交換も可能ですが、グリスが漏れた状態でどのくらい走行していたか分からない場合
ボールジョイントの状態を考えると、新品若しくはリビルト品での修理をオススメ致します。

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