ダイハツ　タントカスタム（L375S）Vol.5　エンジンオーバーホール　組み立て編 クランクシャフト　 国産車・輸入車対応・車検・整備・見積もりもお任せ下さい！八王子/日野/多摩地区/相模原/他地域のお客様も大歓迎です！｜車検・点検・修理のグーネットピット

洗浄編は１回で終わってますが、就業後、休みなど限られた時間の中で
洗浄開始から３週間くらいかかってます。エンジン本体のほかに、
インテークマニホールドや、補器類などもありますからね、、、

今回から組み立てに入るのですが、
シリンダーブロックにクランクシャフトを組付け、
ピストン＆コンロッドのアッセンブリをシリンダーブロックに
インストールしてクランクシャフトに取り付けます。

エンジンの動力を担う重要な部分、人間で言ったら腰から下の下半身です。
なので業界用語では『腰下』といいます。シリンダーヘッドは『腰上』

※メタルの裏側は脱脂し、クランクシャフト当たり側にはオイルを塗布しますがジャーナルに組付ける前にオイルは塗らないこと。重要です。

メタルは変な当たりもなく、状態は良かった。
オイル管理がよくなさそうだったから心配しましたが
一安心。

メタルの入れ替えとなると、オイルクリアランス合わせるのに
メタルを何個も購入しなければならいし、組んだりばらして調整しての
手間も大変です。

メインジャーナルにオイルジェットを取り付けます。
メインのメタルをセットしたらクランクシャフトを組み、

プラシチゲージでオイルクリアランスを測定します。

メタルを交換するつもりはなかったので、一応基準値かどうかのチェックのための
計測です。若干広めでしたがこのまま組んでいきます。

スラストベアリングを忘れないように。

規定トルクで締め付けてスルスル回ればOK。
これでクランクシャフトの組み込みは完了。

Vol.4　洗浄編
https://www.goo-net.com/pit/shop/0551431/blog/602783

次回　Vol.6　ピストン＆コンロッドの組み込みです。
https://www.goo-net.com/pit/shop/0551431/blog/603643

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