レクサス　LS460　エンジン警告灯 VSC警告灯 点灯　故障診断　修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

メーター上にエンジン警告灯、VSC警告灯、TRC警告灯が点灯したとのことで修理のご依頼を頂きました。
エアロがきまってカッコ良いLSです！

まず専用診断機にて故障コードを確認します

故障コードが複数入っておりそのうちの重要コード「P0171 バンク1 リーン異常」の1つに絞り込みます。


その後、数あるデータの数値を確認しながら不具合ヶ所を探ります。

フリーズフレームデーターとライブデーターを確認。明らかにバンク１の燃料補正値、学習値の数値が正常範囲外にふれており、この数値が原因で様々な警告灯が点灯したものと思われます。




エンジン上部のカバーを外し点検に進めていきます。

点検する箇所を絞り込み、、

2次エアー吸い込み点検、エアフロメーター単体点検やアクティブテストにてインジェクターの噴射モード切り替え、燃料噴射量調整等を行い各種センサーの数値の変化等を確認します。


2次エアーの吸い込みは無く、エアフロメーター、インジェクター共に問題は無さそうでした。

燃料噴射量を調整し意図的に噴射量を増量させた際にバンク１のA/Fセンサーの数値に異常を発見。
リアO2センサーの数値とも差がある事からバンク１ A/Fセンサーの特性ズレと診断しました。

バンク１のA/Fセンサーのみを交換します。

再度アクティブテストで燃料噴射量を増量させ、数値を確認したところ増量時の適正数値に復帰しました。




警告灯が点灯した原因であった燃料補正値、学習値も正常数値に戻っていることを確認しダイアグコードを消去し作業完了となります。

当店では各種診断機が揃っており、幅広い知識を持った1級自動車整備士が正確な診断を行いますので、交換部品数を最低限に抑える事が可能です。


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