ポルシェ ボクスター 986　バッテリーすぐ上がる　暗電流　漏電　オルタネーター交換　冷却水漏れ　水温高い　ファンモーター交換　故障診断　修理　整備　診断　八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

986ボクスター　新品バッテリーに交換しても数日でバッテリーが上がってしまう等の修理のご依頼で入庫いたしました！

早速 暗電流を測定すると、信じられない数値・・
3000ｍA近い状態でした。

これではすぐバッテリーが上がってしまいます。

ヒューズを１つずつ抜いていき暗電流の測定を繰り返します。

しかしヒューズBOX内全てのヒューズを抜いても暗電流は下がりませんでした・・




ヒューズBOX内のヒューズに関連の無い部分を配線図を頼りに点検します。

ハードトップを取り外し、幌をサービス位置にし、内装を分解しエンジンルームにアクセスします。
どの年式でもボクスターのエンジンルームまでのアクセスは大変です・・・




スターター、オルタネーター電源ラインの電流を測定すると3000mA近い数値！

ショートしないよう気を張りながら、オルタネーター電源ケーブルの接続を外し、再度暗電流測定を行いました。

すると17mAまで低下！！

まさかの発電するためのオルタネーターからの漏電が判明！



オルタネーター交換を行います。

車内からエンジンルームにアクセスするので非常に作業性が悪いです。




取り外し完了！
新旧比較。

取り付け完了！

漏電が直ったのでバッテリー充電を行いお客様にご納車いたしました！

しかし・・・

まさかの帰り道でオーバーヒート！！！





別故障で再度入院になりました。



猛暑の帰り道でどこかが破裂し冷却水が漏れてしまっておりました。

リフトアップし漏れ箇所の点検

エンジン～ATクーラーの間のウォーターバルブが熱で破損しておりました。



交換を行います。

↓新旧比較。

交換後、コンピューター診断機にて冷却水温度を確認しならが冷却ラインのエア抜きを行ったところ
やたら冷却水温度が高い・・・

↑の冷却水温度になっても左右あるラジエーターファンモーターの左側が全く回転しておりませんでした。

スキャンツールを使いアクチュエーターテストにて強制駆動させてみると左側ファンモーターが高速回転はするものの、低速回転がしませんでした。



ファンモーターの低速回路の回転信号点検。

低速回転の信号がDMEからファンモーターへ出力されているにも関わらず、ファンモーターが回っていなかったので左側ファンモーターの故障と診断！




左側ファンモーターの交換を行います。

交換完了後、データ上の水温も正常数値になり無事修理完了！
冷却水温が基準よりも高かった影響で弱っていた部分に負荷がかかり、破裂し、オーバーヒートしてしまったようでした。



いつも当店をご利用頂き誠に有難うございます！
次回、足廻り修理のご予約も頂きましたのでまたのご来店お待ちしております！




※※※
現在、当店の作業状況が大変ひっ迫しており、メールでのお問い合わせ回答が間に合っておりません。
大変ご不便をお掛けいたしますが、当店へお問い合わせの際は可能な限りお電話にてご相談頂けますと幸いです。
※※※

• 故障診断
• コンピューター診断
• 漏電
• オーバーヒート
• ポルシェ
• エンジン
• 輸入車
• 人気車種
• 土日営業
• 点検
• 取り付け
• 取付
• 整備
• 修理
• 交換