- 内装補修・修理
- ポルシェ ケイマン
- 作業時間:1時間30分
2020年11月20日 23:07ポルシェ ケイマンのインナーハンドルの浮きを修理
ポルシェ ケイマンのインナーハンドルですが、987の場合は突然浮いてしまう持病があります。
このようにインナーハンドルが浮いてきた場合は、ドアの内張りを剥がして中の部品を対策品に交換する必要があります。
結構ばらす必要がありますので、少し時間のかかる作業です。
早速ドアの内張りを剥がしていきます。
ここでピンが全てささっていないことに気が付きました。
以前誰かが分解した時に外したのでしょうか?
バラしやすくするために、外したのでしょうがしっかり固定されてないドアは不安ですね。
こちらは注文しておきました。
インナーハンドルとワイヤーをつなぐ部品ですが、ここが987ケイマンの弱いところです。
バネを支える柱部分が根本から折れてしまい、バネがフリーの状態になることでインナーハンドルが浮きます。
こちらが対策部品です。
運転席側はよく開閉するので、折れやすいです。
さて、対策部品はワイヤーを止める部分がなぜか変更されているのでこのケーブルも同時交換しなければなりません。
このケーブルの交換さえなければ、30分あれば終わる作業なのですが、、、
黒の板部分を外し、ケーブルも交換して完了です。
クリップが届くまで、とりあえずこの状態のまま入院となります。
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対象車両情報
初年度登録年月 | 平成19年 | メーカー・ブランド | ポルシェ |
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車種 | ケイマン | グレード | S |