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本日はホンダフィットハブボルト交換のお話です。
依頼は、お客様でタイヤ交換をされた際にナットが途中で止まって締めることも緩めることも出来なくなったとのご依頼です。
恐らく斜めに入れて締めてしまったようで、インパクトでいけると思ってましたが、全く動かず・・・。
ナットを１時間ぐらいかけてアルミホイールを傷付けないようにして削りました。

あれ・・・？ナックルが近くにありすぎてハブボルト単体で交換できない？
工賃指数を調べると１．７時間。お客様にナックル外してハブASSYとハブベアリング同時交換を伝えてご了承頂いて作業開始。
まあホイール外すだけで１時間ぐらいかかりましたけど・・・。

ここからはサクサク作業です。ナックルとハブを分離させます。
もちろんプレス使います。

もちろん入れる時も潤滑剤で滑らしながらプレスで圧入します。
人によってはハンマーでたたき入れる方もおられますが絶対ダメです。プレスがない整備工場では絶対ハブベアリング交換しないでください。
ベアリングを叩いて入れていい訳ありません。

あとはハブASSYもプレスで圧入して組んでいきます。
どっちか言うとホイールが付いた状態でナットだけを削る方が大変でした。（笑）
ご自身でタイヤ交換しておられる方ナットが固い場合無理やり工具で締めないでください。
錆びて固い場合もあります。ワイヤーブラシなどで錆びを取り除いたり潤滑剤などを使ってください。
あとトルクレンチは絶対使ってください。
理由はもちろん緩み防止と締めすぎによるハブボルト・ナットの破損防止です。
たかがタイヤ交換ですが、高額修理になってしまいます。

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