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2019年05月25日 14:47スズキ ダイハツ 軽自動車 ロアボールジョイントブーツ交換 ブーツ交換 車検 車検整備
今回は、特に軽自動車の車検整備等で追加整備がでやすい箇所のお話。
だいたいですけど、新車から5年目ぐらいからですかね。足回りのブーツ関連の交換が必要になってきます。
今回入庫いただいたお車も、そんな1台でした。
下回りを点検していくと、やっぱりブーツに亀裂が入ってますね。
部品名はロアボールジョイントと言います。
タイヤを支える下側の軸です。タイヤを左右に動かすため、ブーツの中はボール状のベアリングが入っています。ブーツは外からの汚れや水の侵入を防止しています。
ブーツが破れたまま走行し続けると水や汚れなどの侵入でベアリングが機能しなくなり、さらにそのままの状態で走行し続けるとガタがではじめ最悪ボールジョイントが破損、脱落してハンドル操作ができなくなり大事故に発展する恐れがあります。
取り外したロアアーム。
この車種はボールジョイントとロアアームが一体になります。
ブーツを外した状態です。
一番左の軸が先ほど説明したボールジョイント部。軸の下にボール状のベアリングが入っておりグリスで保護されています。
新品のブーツを取り付け
車に規定トルクで取り付けます。
ブーツが破れる前に交換をおすすめします。
破れてしまいガタが出始めての交換になると、ボールジョイントごとの交換になり費用もかかります。
すでに、走行中異音がしたり振動を感じたりする場合は速やかに点検をして下さい。
ゴム部品関連は経年劣化します。定期的な点検を信用のある工場に依頼しましょう。