K13 マーチ　CVT交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は平成23年の日産マーチのCVT交換です。
エンジンチェックランプ点灯でご入庫。診断機で確認すると故障コードP0846油圧センサーの故障です。3か月前にも警告灯が点灯し、同じ故障コードが入っていましたが一度消去して様子を見ながら乗ってもらっていました。
また警告灯が点いてしまいました。
今回はしっかり治したいとのことで診断していきます。

整備書によると配線の断線、コネクタの接触不良またはセンサー不良とのこと。
配線・コネクターは問題なし。センサーの不良ですが、センサー単体・バルブボデーの部品設定はなく、なんとCVTトランスミッション本体の交換になってしまいます。
中古とリビルト品の見積もりをお客様に提示したところ、リビルト品を使用して交換することになりました。
作業開始です。

見た感じエンジンは降ろさずにミッションだけおろせそうです。ｅ-4ＷＤなのでトランスファもプロペラシャフトもなく、すっきりしています。
ラジエターとのすきまが狭いため、ラジエターのファンを外します。ホースが干渉するため、冷却水を抜いてホースを外したらラジエターも取った方がいいことがわかり、外しちゃいました。セルモーターを外し、コンバーターのナットを外そうとしたらかなり固く、緩んだはずみで回りのものを壊したりケガをしてもいけないのでバンパーも外してしまいました。
で、降りました。

各センサー類を付け替え、オイルクーラーを移植して。
さー、載せます。
エンジンとドッキング。

あとは外したものを元通りにしていくだけです。
組みあがりました。

CVTフルードはエンジンをかけながら40℃付近でオーバーフローチューブからあふれなくなったらOK。
整備書によるとCVTの学習値を消去などいろいろあるのでここはディーラーさんにお願いしました。
作業完了です。走行しても警告灯の点灯はなく大丈夫なようです。

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