日産　VW6E26　キャラバン　エアコンコンプレッサー交換作業｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はキャラバンのエアコンコンプレッサーの交換作業です。
お車の状態としてはエンジンをかけると異音がするとのことでまず初めにオルタネーターを疑ったのですが、今回はコンプレッサーでした。
早速交換作業に移りましょう。

まず初めにエアコンガスの回収機を使用してエアコンガスを回収します。
次にエンジン上部に組付けられている配線等を邪魔にならないように取り外して寄せていく作業を行ったのですが、とにかくスペースが狭くて作業がしにくかったです。
コンプレッサーはオルタネーターの下に取り付けられているので必然的にオルタネーターも取り外すことになるのでバッテリーのマイナス端子を取り外します。
10秒ほど経ったらオルタネーターに組付けられている配線も取り外します。
次にオルタネーターの上側に通っているラジエーターアッパーホースを取り外してオルタネーターを抜き取りやすいようにスペースを確保しました。
あとは取り付けのボルトを2本外してオルタネーターは取り外し完了です。
次は本命のコンプレッサーの取り外し作業に移ります。

まずコンプレッサーの上部に取り付けられているパイプ2本を取り外しました。
あとは取り付けのボルト4本を取り外すとコンプレッサーが取り外せるのですがこの4本のボルトのうち下側のボルト2本がとても取り外し困難な場所にあるのですが何とか取り外すことができました。
先ほどのオルタネーターに比べてコンプレッサーのほうが大きいので多少抜き取る際に回転させながら抜き取りました。

それでは早速準備した部品を組付けていきます。
今回はリビルト品を組み付けていくのですがコンプレッサーオイルはあらかじめ入っているものでした。中古部品の場合コンプレッサーオイルも準備して規定量補充する必要があるので気をつけましょう。
組み付けの際は誤って落としてしまわないように気を付けて作業を進めます。
そしてまたしても下側の組付けボルトの組付けにくさに泣きながらも組付け完了です。
パイプのOリングも新品のものに取り換えてしっかりと組付けました。
ここからは逆の手順でオルタネーターや配線等を組み付けていき交換作業は完了しました。
次にエアコンガスの充填とラジエーターのアッパーホースを取り外したのでクーラントのエア抜き作業をしていきます。

クーラントを補充してエンジンを始動させてヒーターが暖かくなるまで暖気してエアもあまり入り込んでおらずクーラントのエア抜きは難なく完了しました。
次にエアコンガスの充填ですが、まず真空引きの機械をつなぎ真空引きを行っていきます。真空引きが完了したらエアコンガスを充填していきます。
こちらも無事に作業を進めることができて一安心です。実際にエアコンを稼働させても作業前に確認されていた異音もなくなり良好な状態になりました。
これで今回の交換作業の全工程が完了しました。

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