マニュアル車　クラッチ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

マニュアル車のクラッチがおかしいという事で入庫です。

・クラッチPW樽を踏んでも低速ギアがすごく入りにくい（1速・2速）
・高速ギアは問題なく入る。
・バック（後進（Ｒ）は問題なく出来る）

という症状です。
完全にクラッチ滑りと言われる現象なので、クラッチディスクの交換をします。

車両の下にあるミッションをを取り外す作業です。

前側から、エンジン（写真に写ってない）・クラッチ（赤い斜線の所でミッションとエンジンの間にあります。）・ミッション（斜線の左隣の部分）の順に並んでいます。
まずはミッションを下します。

黄色で囲った部分がミッションです。

ミッションを下した後の車両下側です。

エンジン側にクラッチディスクが付いているのが見えます。（赤色で囲った部分）
この部品を新しい物と交換します。

取外したクラッチディスク一式

左側がクラッチディスクカバーで
右側の赤色で囲ったパーツがクラッチディスク。
よく見ると溝が消えかかっていてかなり減っている（薄くなっている）のがわかります。

新品のクラッチディスク。
溝がしっかり見えて厚みもあります。

先ほど下したミッションケースです。
洗浄していきます。

薬品を使って洗浄していきます。

洗浄した後のミッションケースです。
内部の凹凸の細かい部分まで洗浄されています。

古いクラッチディスクを取り外した車両側です。
やはりこちらも洗浄して綺麗にします。
そして、新品部品を取り付けていきます。

飛行機の羽の下にあるエンジンみたいに見えますが・・・
新品のクラッチディスクを取り付けた状態のマニュアル車です。

ミッションケースを取付けました。

どんどんパーツを組み付けていきます。

クラッチディスク交換が終わり、すべてのパーツを組み付けし完成しました(*^▽^*)
これで全てのギアが何の問題もなくスムーズに作動させることが出来ます。

ありがとうございました。

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