ダイハツ　ムーヴ　エンジン異音修理　エンジン載せ替え交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンの異音発生で入庫のダイハツ　ムーヴです。
症状の確認と診断していきます。
異音はタペット音、タペット調整が必要と判断しました。
が、こちらのエンジンのタペット調整はシム交換となり、シリンダーヘッドを脱着し、分解整備が必要です。
タイミングチェーン式のエンジンで作業工賃が非常に高価となる為、エンジン載せ替えも提案し、お客様と相談の結果、中古エンジンの載せ替え交換となりました。
載せ替えエンジンは走行59,000km・６ヶ月保証付きの中古エンジンです。

エンジンルーム上部から脱着部品の取外しにかかります。

クーラントを抜き取り、エンジン左側のバッテリー・エアクリーナーボックス・コネクター等のエンジン接続部品を取外します。

エンジン右側のコネクター類の接続も取外します。

エンジン下部から脱着部品の取外しにかかります。

左右のドライブシャフトとマフラーパイプ取外し完了。

フロントメンバーからステアリングリンクとエンジンマウントを分離してフロントメンバーを取外します。

エンジン前部から脱着部品の取外し。
バンパーと作業しやすいようにコアサポートを外しています。

エキゾーストマニホールドを外し、エアコンコンプレッサーをエンジンから分離します。

左右のエンジンマウントを分離してエンジン降ろします。

ミッションは転用するので交換するエンジンを切り離します。

手前が納品された中古エンジン、奥に見えるのが取外したエンジンです。

トルクコンバーターや付属されて来ないホース類は転用します。

ミッションとエンジンを接続してエンジンを載せていきます。
脱着部品を元に戻してエンジン載せ替えは完了となります。

ドライブシャフト脱着時にタイロッドエンドブーツとロアアームブーツの割れが確認された為、ついでに交換しています。

交換部品の割れが確認されたブーツとハブロックナットです。

エンジン載せ替えと脱着部品の取り付けが完了したらクーラントとCVTフルード、エンジンオイルを注入し、エンジン始動・試運転後に各油脂類の量を確認・調整して作業完了となります。

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