HONDA　ホンダ　N BOX　エンジン　オイル　漏れ　チェーン　ケース　カバー　修理 シフトレバー　Pレンジ　に入らない　点検　故障　診断　交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今日はホンダ、N BOXのエンジンオイルの漏れ修理の様子をご案内します！
大人気のN BOXも初代が出てから早10年、まもなく秋には3代目にフルモデルチェンジもされますね！
どんどん改良がされてきています

さて、こちらのお車、最近オイル交換の際に気づいたのですが・・・

エンジンの前側よりオイル漏れをしてしまっていました！
タイミングチェーンという駆動部品がある場所のカバー部である、タイミングチェーンケースカバーとエンジン本体のつなぎ目部分からのオイル漏れです
この部分はシーリングパッキン、液体パッキンでエンジンオイルが漏れてこないように設計されているのですが、この型のNシリーズのエンジンは比較的漏れやすい傾向にありますね
そんなわけで、チェーンケースカバーを一度脱着し、再度シーリングし直す修理となります

また、ご来店の際、シフトレバーがPレンジに入らなくなってしまうというトラブルも起きたので、そちらについても修理していきます！

カバーを取るにあたり、フロントバンパー、右側ヘッドライト、エンジンマウント、タペットカバーを外します
エンジン内部は定期的にオイル交換されているおかげで綺麗な状態です！
補器ベルトやクランクプーリも外します
カバーの脱着スペースがとても狭いので、邪魔になるエアコンパイプのクランプやオルタネータ下側ステーも取り外し、オルタネータを跳ね上げるように奥側にずらしておくことである程度は脱着しやすくすることができますが、それでも狭いです(笑)
馴れていれば1時間ちょっとくらいで外すことできます！

古い液体パッキンを丁寧に除去して、再度シーリングし直します！
同時に前側のクランクシールとタペットカバーのゴムパッキンも交換しました
ある程度復元したら、しばらくエンジンをかけた状態にしてオイルが漏れてこないことを確認します
ばっちりですね！！
バンパーなどを復元し、再度各部の締め付け等を確認したらエンジンオイルの漏れ修理は完了です

続いてシフトレバーがPレンジに入らなかった件ですが、シフトレバーのボタンの感覚がおかしいです
奥まで押すことができません
シフトレバーを分解すると、ボタンの一部が割れてしまい、奥の方に欠片が引っ掛かっていました
引っ掛かった欠片のせいでボタンが奥まで押し込めず、Pレンジに入らなくなったということですね
左の新品と見比べると一目瞭然です
普通こんなところ壊れる車、そうそうないと思うんですけど
車の製造コスト削減の引き換えでしょうか・・・
こちらも交換し、シフトレバーがきちんと動くようになりました！

すべての修理が完了しました！
これで安心してお乗りいただけますね！
修理のご利用、ありがとうございました(笑)