タイミングベルト交換　ウォーニングランプ点灯　トヨタ：ハイエース２００系｜車検・点検・修理のグーネットピット

定期交換（整備）になりますタイミングベルトの交換です。
車両はトヨタ：ハイエースバン（200系）。
メーター内に「Ｔ－ＢＥＬＴ」のお知らせウォーニングが点灯してます。
走行１０万㌔毎に取替推奨の、ゴム製コグベルトがタイミングベルト
となり、歯飛びはエンジンの燃焼に関わる部位の動作タイミングズレと
なって不調となります。（最悪は内部干渉によるエンジンのダメージ）
今回は、作業に付随する箇所のオイル漏れも無く、ウォーターポンプの
状態も良好なので、Ｔベルトとテンショナーの取替のみで作業。
ハイエースのウォーターポンプは、タイミングベルト駆動に関連は無い
のですが、消耗部品として考えております。
整備は、
運転席側のメンテナンスフードまでは外さずに、助手席側を上げたのみ
で作業を行います。（エンジンオイル交換などと同じです）

Ｔベルトにはカバーが取付きます。
前述した様に異物が挟まったりしての、コマ飛び防止用です。
ハイエースは、Ｔベルトカバー周辺に水ホースやハーネスが被ってるので、
そこをうまく回避していきます。
ハーネス類は余裕が出来るレベルに固定部分等を外していきます。
あくまで個人的な感想ですが、200系ハイエースのディーゼルエンジンは、
Ｔベルトカバーが外れたら、作業的に７割以上完了した感覚になります。
年式や型で、ハーネスの長さが異なる（やり易い）感覚もありますが、気の
せいかレベルなので調べてはいません。
カバーが外れ、Ｔベルトが見えました。

タイミンングギヤをマークに合わせてベルトを外します。
取替する部品で、タイミングテンショナーも新品にします。
テンショナーは、テンショナープーリーを押して、Ｔベルトの張力を
保持するパーツです。
供給時は縮まっており、伸びない様に「ピン」で保持されてます。
余談ですが、以前
エンジンからバタバタと音がして、調子もイマイチとの修理を行った
際に、タイミングテンショナーの押力が効かなくなってた内容があり
ました。（内部のオイルも漏れてスカスカでした）
圧縮して再使用も可能ではありますが、できれば同時取替がお勧めです。

折り返しで組付けます。
Ｔベルトには、タイミングギヤのマーク箇所に印が付いてます。
非常に親切なマーキングで助かります。
ベルト、テンショナー類が組み上がった所で、テンショナーのピンを
抜いて張力を与えます。
もう一度、タイミングマークを確認し、カバーを組戻します。

最後に、メーター内のウォーニングをリセット。
メーター周辺でのポチポチで完了でき、有り難いです。
以前は、
コンビネーションメーターを外して、裏側のビス付替えを必要とする
やり方もあったりで、手間取った作業が懐かしいです。