車高調ブリッツDSC PLUSモーターキット取付。リヤ側のボデーに穴開けをご了解頂きハーネスを通しました　ホンダ：シビック｜車検・点検・修理のグーネットピット

「モーターキット買ったので～」とご用命です。１年程前に車高調（足廻り）を取付させて頂いたホンダ：シビック。ブリッツのZZRは、減衰調整をモーターで行える機能（ＳｐｅｃＤＳＣ）へ、バージョンアップできるのです。Ｓ様も「最初からセットで買えば良かったんだけどね・・・」と。リヤ側減衰をイジルのに、毎回タイヤを外して指を突っ込んで～感覚で～ってヤルのは至難です。調整したい人にとっては欲しい機能ですよね。
ここで、当店側としての問題？が・・。リヤ側のハーネスを室内に通す場所です。
パーキングブレーキ（リヤキャリパー）は電動なので、室内とハーネスで繋がってます。そこを利用するにも、モーター配線の長さ、コネクタの位置、と、取付料金の問題が出ます。土地柄、雪ボッコと融雪剤の影響が大きく、コネクタを車外に置いちゃうと、２年もすれば端子が錆びたりで・・。ダメ元でブリッツさんへＴＥＬ。「デモカーはどこを経由させてます？」の問いに、「そういった内容についてはお答え・・・」って、わかってましたが・・ダメでした。Ｓ様にモロモロをご説明し、ボデーに穴を開けちゃう事で決定。早速、後部の内張り取外し。

可変ダンパーなる装着グレードもあるらしいのですが、その穴は有りません。
リフトアップし、タイヤ、フェンダーライナー、リヤショックアブソーバーを取外し。
モーターを、アッパー部分に取り付け、防水キャップを被せてショック側は完了。
膜付グロメットを使い、防水しながら配線を通す準備をします。（冒頭の画像がそうです）

では、穴開けです。
ボデー剛性やメーカーの考える車体構成ってものに、影響は出ない気がする（勝手な判断？？）所で、後輪タイヤハウス前側にあるクボミ部分へ決定。ホールソーでキューイーンっと。
切り口は防錆タッチアップ。ハーネスを通し、グロメット部分に、シリコンガスケットを追加で防水処理しています。
車両の中で、コントローラーと繋ぐハーネスは、右側スカッフプレートの中を通る様にしました。
前側のモーター取付編と、車速取り出し編は、割愛します。
組み戻しで完了。
組んでしまえば全く見えなくなるのですが、今回の作業で一番悩んだ所になります。
余談ですが、
ブリッツさんのデモカーや、他のショップさんでは、シビックのリヤ側はどこをどうやって室内に引き込んでいるのか？って、とっても気になる所です。