プラスチック製フェンダーとバンパーの嵌め込みは、リテーナータイプと異なります。ダイハツ：ムーブキャンバス

板金・外装補修
ダイハツムーヴキャンバス

2022年11月14日 16:01プラスチック製フェンダーとバンパーの嵌め込みは、リテーナータイプと異なります。ダイハツ：ムーブキャンバス

フロントバンパー脱着過程の一コマです。徐々に多くなってる、外板パネルがプラスチック製。テールゲート（バックドア）や、フロントフェンダーに使われており、強度を保って軽量化に貢献する手法と思います。ダイハツ：ムーブキャンバスも、フェンダーがプラスチック製です。
今回の作業内容は、フロントバンパー交換と、内部の骨格を少々修正、にプラスチョット。バンパーを取り外す流れの中で、フェンダー・キワ部分の取付方法が違う事に触れます。
従来の、リテーナーでバンパーを固定する方法の場合、ビスやクリップで固定される箇所を解除したら、「横方向」の外側に剥がすイメージでした。ここが、プラスチックフェンダーの場合はリテーナーたるパーツが無く、フェンダー側の凸と、バンパー側の凹で「縦方向」のハメコミになります。
簡単な説明はこちら↓↓

力を入れる方向は、最初に「下」、次は「前」にです。取り外してしまえば、形状が分かるので、な～るホド～ですが、取り外す前にはわかりませんよね。参考にマニュアルの図柄も載せておきます。
従来のリテーナータイプだと「外側にエイッ」とします。もし、同じ様に行った場合、いらぬ所まで壊してしまう可能性があります。
余談ですが、バンパーの端が浮いてしまって～という修理の中で、リテーナー取替で済む場合があります。同じ壊れ方の場合、プラ製はフェンダー交換になってしまう場合が想定されます。
下の画像で、
３０系プリウスの、リヤバンパーリテーナー。クウォーターパネルとバンパーのキワ部分が、ペコペコ外れるのでリテーナー交換。リテーナー側の爪が折損した為の取替となっております。
もう一つ、ミライースです。損傷している車両を使っての説明動画だったので、ムリヤリ感はありますが、リテーナーとバンパーは「横方向」がイメージできるかと。

プラスチック製フェンダーとバンパーの嵌め込みは、リテーナータイプと異なります。ダイハツ：ムーブキャンバス