ダイハツ　アトレーワゴン　カスタムターボＲＳ　ＡＢＡ－Ｓ３２１Ｇの異音修理（ウォーターポンプ交換）｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成20年式　ダイハツ　アトレーワゴン　カスタムターボＲＳ
ＡＢＡ－Ｓ３２１Ｇ　が異音の症状でご来店されました。
走行距離は　87000キロで、当店リピーター様となります。
確認させていただくと　エンジンを切るときに　ヒューと笛を吹くような
音が鳴っておりました。
決して鈴虫が住み着いているわけでは　ありません。
ウォーターポンプ本体からのようです。
ベアリングの劣化だと思われます。

早速、お客様に内容をご説明させていただき、修理をさせていただく事に
なりました。
この手の軽自動車は、スズキ車　ダイハツ車ともウォーターポンプの
トラブルは多いような気がします。
年数、走行距離には勝てませんね。
ウォーターポンプは、一応消耗品となります。

ダイハツ車の主流となっております、ＫＦエンジンです。
チェーン駆動となっておりますので、タイミングベルト交換は不要になります。
しかし、ウォーターポンプのトラブルは今まで通りありますので、
気は抜けません。
ターボチャージャーが装着されておりますので、非常にＨＯＴなエンジンです。
ガソリンの消費もＨＯＴですが・・・・・。

冷却水をラジエーターから抜いて、Ｖベルト、ウォーターポンプや
サーモスタットを取り外していきます。
サーモスタットも消耗品のため、この際交換させていただきます。
修理後にサーモスタットのトラブルが万が一発生すると、
また余分な工賃が発生します。
なので、今回　この際　Ｖベルト3本も交換させていただきます。

取り外した　ウォーターポンプ、サーモスタットです。
ウォーターポンプは、ベアリングを手で回してみると、
かなりの抵抗があり　重たく回っておりました。
劣化しているようです。

取り外したＶベルトも、固く　硬化しておりました。
今後　ベルト鳴きも発生するような感じだったため、今回の交換が
得策であると　判断させていただきました。

これが　全交換部品です。
これを交換　リフレッシュすると　この　アトレーワゴンは
蘇ってくると思います。

交換する　ウォーターポンプ、サーモスタットです。
プーリーも同時交換部品になっております。

Vベルトも　ダイナモ、エアコン、パワステと3本交換させていただきます。
これで、ベルト鳴きも予防出来ます。

最後　冷却水を注入して、エア抜き作業をしていきます。
この車両はエア抜きバルブが数か所ありますので、きっちり作業をしていきます。
この作業を怠ると、オーバーヒートの可能性が出てきます。
最後　試運転　バッテリーの充電等を実施していき　作業完了いたしました。
今後も末永く　このアトレーワゴンをお乗りしていただければ幸いです。
S様、この度も当店　株式会社ピットイン鯉城商事　速太郎呉店
へのご入庫誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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