マツダ　スクラムワゴン　PZタ－ボ　（ＡＢＡ－ＤＧ６４Ｗ）のエアコン修理 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成21年式　マツダ　スクラムワゴン　PZタ－ボ　（ＡＢＡ－ＤＧ６４Ｗ）の
エアコンが効かない　とお申し出のお客様がご来店されました。
当店リピーター様で、走行距離は、119000キロとなります。
詳しい症状は、最初はエアコンは効くのですが、少し時間が経過すると、
効かなくなる　とお客様から説明をお伺い致しました。
早速サクサクっと作業開始いたします。

早速テスト開始です。
最初ガス圧の点検実施したのですが、規定量ございましたので、
漏れ等は無かったです。
エアコン作動時のファンモーターも作動良好で、
コンプレッサーのマグネットクラッチも作動しておりました。
エアコンを入れて10分ほど試運転を実施したのですが、
すごく効き具合は良かったのですが、15分ほど経過した頃から、
冷えが悪くなりました。

どうも、さらに詳しく調べてみると、
エアコンが効かなくなった時に、コンプレッサーの
マグネットクラッチが作動していませんでした。
コンプレッサーマグネットクラッチ作動NGの時に、
コンプレッサーまでの電源も、しっかりときていましたので、
エアコンリレーもOKと言う事になります。
このエアコンリレーは、たまに悪くなる車種もあります。

主原因は、このマグネットクラッチが、エアコンスイッチを入れたにも
かかわらず、クラッチが吸引出来なく、コンプレッサーから切り離し、
マグネットクラッチ単体のみ交換出来るですが、
クラッチだけでも値段が結構高いため、
リビルト品のコンプレッサー本体を交換させていただきました。
これであれば、リーズナブルな価格で対応出来ますので、
お客さまも負担が、かかりません。

どうも熱を持つと、マグネットクラッチが作動しなくなる
みたいでした。
この暑い暑い猛暑で、エアコンが効かないと
辛いというか、命に関わりますよね。

コンプレッサー交換にあたり、エアコンのコンプレッサープーリーにかかる、
エアコンベルトも劣化があり、同時に交換させていただくこととなりました。
その時、エアコンベルトを張り調整をするナットが、
このように割れておりました。

経年劣化だと思います。
すぐに発注させていただき、交換させていただきました。
古くなると、このような予想できない箇所が、
不良となる場合があります。

コンプレッサー、エアコンベルトを交換させていただきました。
交換スペースは広いため、作業性は良いですね。

この際、エアコンフィルターも点検してみると、
ご覧の通り、真っ黒で汚れておりましたので、
交換させていただきました。
念のため、エアコンのリレーも今後の事を考慮して、
交換させていただきました。

エアコンガスを充填して
エアコンの作動は良好になりました。
良く冷えます！

ワコーズさんのエアコン添加剤　パックプラスも
注入させていただきました。
これで更に冷えを確認出来、耐久性も今後アップを期待
出来ます。
最後、タイヤも劣化があり交換させていただきました。
どうもありがとうございました。
これで、残りの夏の猛暑も、快適になることと思います。
このスクラムワゴン　PZタ－ボ、末永くお乗りいただければ幸いです！
H様、この度も当店株式会社ピットイン鯉城商事　速太郎呉店への
ご入庫、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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