- 内装補修・修理
2023年03月20日 10:50車のシートカバーに使用される素材を紹介!張り替えオーダーを検討する方は必見!【車の内装・革シートの張り替え・リペア・修理・内装のカスタマイズの事ならアルコデザインへお気軽にご相談下さい】
1.シートに使用される素材ごとの特徴
車のシートに使用される主な素材は、レザー(本革)・合成皮革・ファブリックの3種類です。以下では、それぞれのシートの素材を詳しく解説していきます。
1‐1.レザー(本革)
レザーは、高級感のある見た目が印象的な素材です。長く使い込むほどに味わいが増し、シートの座り心地や柔軟性も高くなっていきます。吸湿性と通気性に優れ、蒸れにくいサラッとした座り心地も特徴的です。加えて、耐久性が高く、傷や摩擦が付きにくいという特徴ももっています。長く同じシートを使い続けたいという方には、オススメの素材だといえるでしょう。
ただし、性能がいい分、ほかの素材よりもコストがかかってしまうことも事実です。コストを抑えつつ、レザーを使用したいという方には、「リサイクルレザー」がオススメです。製品化されなかった本革を集めて再加工したリサイクルレザーは、本革とほとんど変わらない性能をもちます。リサイクル品であるため、本革よりも安くコストを抑えられるでしょう。
また、レザーは熱しやすく冷めやすいという特徴をもちます。夏の暑い時期はシートが熱せられて、高温になってしまうこともあります。エアコンや車の遮光グッズなどを活用して、夏は暑さ対策をおこないましょう。
1-2.合成皮革
合成樹脂を使用し本革のような見た目や質感に寄せて作られた素材が、合成皮革です。昨今ではかなり品質が向上し、本革と見わけがつかないほどのクオリティの合成皮革が多く見られます。値段もかなり安価に抑えられるため、「本革は高くて手が出しにくい」という方にはオススメの素材です。
衝撃などに対する耐久性も高い上に、本革と異なり乾燥しにくく、ひび割れする心配もありません。お手軽に本革のような高級感が得られる素材だといえるでしょう。
一方で、本革と比較すると、劣化が早いという特徴もあります。早い場合には、3、4年程度でシートカバーを交換する必要があります。「頻繁にシートを交換したい」「ほかのシートも試してみたい」という方にはオススメです。また、湿気を吸収しやすい素材であるため、梅雨などの高温多湿な時期は、べたつきを感じてしまう場合があるでしょう。
1-3.ファブリック
布地の生地を使用したファブリックは、多くの車で採用されている素材です。通気性に優れており、季節や気温に関わらず、安定した座り心地が保証できます。レザーのような高級感はありませんが、模様やテクスチャーにこだわることで、ファッション性の高い車内を演出できるでしょう。
また、耐久性が高く、多少乱暴に扱っても問題ありません。加えて、多少の汚れは掃除機で簡単にお手入れ可能です。車内で暴れたり、食べ物をこぼしたりする小さな子どもがいる家庭にオススメの素材であるといえるでしょう。
基本的には手入れが楽なファブリックですが、汚れがシミになりやすいという特徴があります。ファブリックは網目状の布からできている素材です。液体はもちろん、砂やほこりといった汚れも網目の間に入り込んでしまうと、取り出すのは困難です。
車の汚れは、買い取り時の査定額にも影響を及ぼします。とくに小さな子どもがいる場合は、汚れやシミに気を付けても限界があります。市販のカバーなどを活用して、汚れ対策をおこなっておきましょう。
2.コーティングできれいに長持ち
車のボディだけではなく、車内のシートにもコーティングをおこなうことで、劣化や汚れを防ぐことができます。
「本革シートのメンテナンスが面倒」という方や「ファブリックシートにシミを作りたくない」という方には、ぜひ車内用のコーティングをオススメします。
表面を透明のコーティングで覆うことで、水分を弾き、摩擦による劣化も軽減できるのです。シートカバーをオーダーする際に一緒にコーティングもおこなって、お気に入りのシートをきれいに長持ちさせましょう。
3.まとめ
今回は、シートカバーの主な種類とその特徴について解説してきました。今回紹介した以外にも、シートに使用される素材にはさまざまな種類があります。たとえば、レザーシートには天然スエード材の手触りをもつ人工皮革「アルカンターラ」や高級車に使用される「セミアニリン」などの種類が挙げられます。自分の要望に適した素材を見つけて、お気に入りのシートをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
「A-LUCO-DESIGN」では、シートの張り替え修理を請け負っております。とくに難しいとされるレザーシートの張り替えも、経験を活かして新品同様の仕上がりをご提供できます。車のシート張り替えをご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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