セレナ　オーバーヒート修理　車検　異音修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

ニッサンセレナ　ＴＣ23　エンジンが止まったとレッカー搬入で受け入れました。
レーカー業者さんの話ではクランキングはするけど始動しないとの事でした。
早々に原因を見つけます。
確かにクランキングはしますが何か変、回りが重たいオイルは入っています。
冷却水は空です。
取りあえず水を入れてみます。
あらまラジエターの下の方からだだ漏れです。
どうやらオーバーヒートによるエンジンストップのようです。
なんとかかんとかエンジン始動できました。
重症です。ヘッドガスケットが吹き抜けています。
ラジエターキャップの所から排気ガスが出てきます。
お客様に説明のお電話をして、修理の場合はかなりの高額になることを説明、
取りあえず代車をお貸ししているので、１日、２日考えさせてくださいとの事でした。
連絡が来る前におおよその見積もりをしてみました。
車検も間もなく切れるので、車検代、その他ヒートは関係ない悪いところまで、
見積もりをしたところ、約４０万ほどかかりそうです。
お客様ともお話をしたのですが、修理代では車は購入できないのと、今回まで車検
を受けるつもりでいたので、修理する事になりました。

原因はやはりラジエターロアタンクが割れて冷却水が一気に漏れた性です。
一気に冷却水が無くなると、水温計もヒートを感知しないみたいですね。
このエンジンはタイミングチェーン方式なので、少しややこしいですが、
あわてず、腰を据えて取り掛かりました。
覚悟はしていましたが、なかなかですね（笑）
他の仕事もあるので、合間合間での作業になります。
お客さんには時間がかかる事の了解を得ているので、少しは気が楽です。
車検作業と同時に作業していきます。
完了後、しばらくは試運転であちこち走り回りました。
車は元気になりました。
あと２年間頑張って来て下さいね!(^^)!

オーバーヒートを修理しながら、車検の作業もしていきますが、異音は組み上げてから、
試運転をしないとわかりません。

異音はフロントのハブベアリングからとダイナモのプーリーからでした。

プーリーが不良だとガタガタと振動と音がします。

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