トヨタ　ヴェルファイア　ANH20 エンジン異音修理　ガラガラ音　バランスシャフト交換　新潟県　南魚沼市｜車検・点検・修理のグーネットピット

まず初めに、こちらの記事の内容についてお問い合わせかなりいただいておりますが、一切ご説明できませんのでお問合せはご遠慮ください。よろしくお願いします。

異音の原因探究については現車確認がもちろんのことですし、一概にここが悪いなど断言できません。

いくらくらいか？などお問合せが多いですが、基本的に他県のお客様からのお問い合わせが多いのでその場合はお近くのかかりつけの車屋さんにお見積もりしていただいてください。

当社では部品代、作業代等一切お答えいたしませんので、よろしくお願いします。

エンジンよりガラガラ音がするとのことで入庫です。

冷間時も温間時にも音が出ているようです。

冷間時の方がよりガラガラと音がしてました。

ウォーターポンプ、テンショナー、オルタネーターからも音が出るケースがありますが、今回の故障は違いました。

バランスシャフトのドリブンギヤの破片でも見れれば、いいのですが、なかなか見れないのでオイルパンを外しました。

出てますねカスが。

オイルストレーナーにはこんなにカスがありました。

バランスシャフトの交換に入ります。
12ボルトを8本外すとバランスシャフトが外れてきます。

エンジン圧縮上死点を合わせてから取り外しを行います！

このようにそれぞれのバランスシャフトにはアイマークがあるのでしっかりと確認しておく必要があります。

キーの位置とシャフトのアイマークがこの位置にあることを確認し外していきます。

こちらが新品シャフトになります！
いよいよ組み付けます！

組み付ける際に、ドリブンギヤにもアイマークがありますので、忘れないように合わせて組み付けを行います！

車上に組み付けましたら、12ボルト8本を順々に締めていきます。塑性域締め付け法にて締め付けます。

22Nで締め付けしそこから90°締め付けます。

クランクシャフトを一回転させ、このようにマークが合えばオッケーとなります！

オイルパンを取り付け、しばし放置。

復元したら、終わりになります。

交換後はとても静かになりました^ ^
これぞヴェルファイア！って感じになりましたよ！

ありがとございました！

追加...

バランスシャフトバラしてみました。

これが、、、

こうなります。

ギヤ取り外してみると、
オイルパンにあった破片のものがでてきました！

バラす前にドリブンギヤを手で回すとストッパー以上動いているような感覚があり、必要以上に回っている気がしました。

バラすと解明されましたねー。

黒いものがダンパーの役割をするはずなのですが、各部分劣化により割れておりました。

原因はこれでした。

ドリブンギヤがかけたり、割れたり、水分を含んで膨張するなんてのもあるようですが、今回はギヤ自体はなんともなく、内部の故障でした。

これでスッキリしました。

2AZエンジンのガラガラ音は色々な原因がありますね^^;