トヨタ　コースター　XZB40 NO6Cエンジン　DPF EGR 排気シャッター　新潟県　南魚沼市｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンチェックランプ点灯ということで入庫です！

エンジンの不調の様子はないです、、、

とりあえずダイアグコード見てみましょう。

ダイアグコード入力されてました。

P0400 EGR流量異常
P2002 DPF異常

こちらの二つです。
消去作業してみましたが、DPFのコードは消えず。

DPFの強制再生ができるかどうか試しにやってみました！

が、、、、

40分経過しましたが、この通り。

排気温度200℃代であがらず。

うーん。

大型得意としている友人に聞いてみましたが、
やはり500600℃くらいまであがらないと
ちゃんと再生してくれないようで(･･;)

まずは上がらない原因をつきとめます！

友人からの情報をもとにやってみます！

まずは排気シャッターがちゃんと作動しているのか確認です！

マフラーフロントから追っていくとシャッター部分があります。

ちょうど腹下のミッションと真横あたりになりますかね！

10ミリボルトを2本取り外すと、カバーが取れるのでそうすると排気シャッターのリンクが見えてきます！

カバー外し後

この10ミリナットにレンチをかけて動きが渋くないか手動で点検してみます！

作動OK!!

ちなみにシャッター上部にはダイヤフラム付いてます！

負圧でシャッターを作動させています！

ダイヤフラムがヘタっていたりすると作動しないということもあります。

再生作業実施するとしっかりとリンクが動いているので今回は大丈夫かなと！

こうなると温度が上がってもいいような気が、、、(･･;)

EGRの異常もあったため見てみます。

EGRバルブも、ススなどで動きが悪くなっていることもあるのでとりあえず外してみます。

EGRバルブを外すにはステー、ホース類をどかさなければアスセスできません。
ちょっとめんどうです。

室内エンジンルーム助手席側タイヤハウスを行ったり来たり、、、

外れましたEGRバルブ！！

まぁまあススがついていますね！

よく見ると、、、、

バルブが閉じていますが、閉じ切れてない。

てゆーかなんか挟まってる(･･;)

ということで異物を取り出しました。

なんかの鉄片でした(~_~;)

あきらかにバルブに挟まってました。

取り出したらバルブ閉まったのですが、
目に見えないような変形があっても嫌なので、

信憑性を高める意味でEGRバルブを新品にします。

こちら新品EGRバルブ

部品が6万円弱。お高いです(･･;)

全て組み上げ復元完了しました。

とりあえずもう一回強制再生してみます。。。

すると数値が、、、


40分経っても200℃台だった排気温度が

16分で500℃超え！！しかも勝手に再生終了しました！

これぞ本来の感じですね！

差圧もバッチリ！！

強制再生できました！


となると、
EGR流量異常はEGRバルブに異物が挟まっていたためコード検出。

DPFの方は強制再生できなかったため、ススなどがたくさんたまってしまってコード検出。

って感じに恐らくなりますね！

シャッターの作動はOKってことだったので、

今回の全ての原因はEGRバルブの異物

ってことになりそうですかね(･･;)

バルブが開きっぱなしで温度がうまく上がらなかった、、

憶測ではありますが。

再度チェックランプの点灯もありませんし、
少し様子を見てもらうことになりました。

DPFコードが入っているからといってすぐにDPF交換も
いいかもしれませんが、高価な部品だけあってさすがに慎重にいきたいものですよね(･_･;

今回の作業大変勉強になりました！

とりあえず原因らしきものがわかってよかった。