メルセデス・ベンツ 　Ｃクラス　Ｗ204　オイル漏れ修理 長野県千曲市　長野市　上田市｜車検・点検・修理のグーネットピット

以前にもオイル漏れ修理を実施したメルセデスＣクラスです。
前回はオイルフィルターの取り付け部分からオイル漏れをしており、オイルフィルターハウジングごと交換をしました。
しばらくよかったのですが、まだオイルが垂れているとご指摘をいただき、再度チェックしました。

下廻りを点検すると、アンダーカバーにオイルが溜まっていてエンジンとミッションの合わせ面からオイルがポタポタと垂れていました。

以前修理した個所を点検すると全くオイル漏れなし。
漏れている場所からしてクランクリヤオイルシールの不良と判断し、オイルシールリペアの添加剤を入れてしばらく走行してみましたが効果なし。
もうオイルシールを交換するしかないためミッションを下ろします。

ミッションを下ろすと溜まっていたオイルが大量に出てきました。
クランクリヤシール廻りにもオイルが大量に付着していましたので、やはりオイルシールの不良と思っていました。

新品のオイルシールに交換して試運転し再度漏れを確認すると、また同じところからオイルが垂れていました。
再び振り出しに戻ってしまいました・・・
もう一度ミッションを下ろして確認してみると

オイルシールからは全く漏れていませんが、オイルシールのさらに上のプラグからオイルが流れているのが確認できました。
なんと、このプラグが緩んでいました。
これは、オイルプレッシャーのプラグなのでエンジンがかかると油圧が掛かるので緩んでいるとオイルが漏れて来るのは当然です。

このプラグのガスケットを新品に交換してしっかりと締め付けて、ミッションをもう一度載せてエンジンを始動。
しばらくアイドリングしてもオイルは漏れてきませんでした。
試運転にでかけて再度漏れをチェックすると、今度はしっかりと止まっていました。
お客様にはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、直ってよかったと言っていただきうれしかったです。かなり苦戦した修理になりましたが、勉強になりました。

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